投稿日:2018/9/17 17:08, 閲覧 372
自分が現在やっているオオスズメバチ対策は巣門前に横スリットのプラBOXか手製のものをつけてなおかつ、その前に縦に銅線を張った箱をつけてます。
銅線は40mm間隔です。オオスズメバチが飛んでいるときの羽の幅は70mm以上のようですのでこの間隔ならミツバチは楽に通れてオオスズメバチは通れないと考えて実験中です。この形にして2週間ほどですが、オオスズメバチによる被害はありません。
自分なりに観察したところ、横スリットのプラBOXだとオオスズメバチが止まってしまい、それにミツバチが向かっていき殺されます。それを繰り返すことでオオスズメバチが興奮して攻撃フェロモンを出して仲間を呼び寄せてしまい、大量虐殺が始まります。実際、プラBOXだけの時は2回(1回目 約1000匹、2回目 約200匹)やられました。見つけたからこれで済みましたが、そうでなければもっと大量に殺されていたでしょう。
写真のプラBOXだと正面は巣門から15cmほど離れているのでここにオオスズメバチが止まってもミツバチは割と無視していますが、サイドや上部だと直ぐ近くなのでここにオオスズメバチが止まるとミツバチが向かっていきます。なので自分なりに考えたのは
1.オオスズメバチをなるべく巣門から遠ざける。
2.オオスズメバチがホバーリング状態ならミツバチは向かっていかないので近くに止まらせない。
この2点を考えた結果、サイドや上部から出入りできなくして、なおかつ上記の対策に至りました。ただし、小型のスズメバチは銅線を上手にくぐり抜けて入ってきます。先日、観察してたら目の前でやられました。まあ小型のスズメバチなら1匹捕まえて行くだけなのでそれほど影響はありませんが、見つけたらスズメバチサラバでお引取り願ってます。
上記の銅線箱以外には下の写真のように横スリット間の間隔が50mm以上にしたものも試してます。この幅ならオオスズメバチもつかまることができず、結果ホバーリングでしかミツバチを待てないと推測してます。今の所こちらも被害はありませんが念の為このタイプにも銅線箱をつけました。このタイプは鉄筋で作った箱にネットを張って巣箱にかぶせてあります。これだと巣門からスリットまで25cmくらいあるので仮にオオスズメバチに止まられてもミツバチは応戦しないと思います。鉄筋ではなくてイレクターパイプで作ったものもあります。鉄筋はちと重いw
引き続き、観察を続けます。
ハチワレ
愛知県
会社でCSRの一環でセイヨウミツバチの養蜂担当をやってます。ニホンミツバチにも興味があり参考にさせてもらってます。よろしくお願いします。