初めての群合同、みかんチームの運命や如何に

気温も上がり春らしい本日午後、緊張の合同となった。

匂いが強い物ならなんでも良いとの事だったので、思いっきり強くバニラエッセンスを使ったのだが、死者が出た。。・゜・(ノД`)・゜・。

これは普通なのか、私のやり方がまずかったのか、どっちにしても悲しい。

小箱を開けた時、みかんチームはもはや新しい巣房を作る力さえなかったと知った。蜜を食べて女王に寄り添う事で精一杯だったのだ。老齢の働き蜂はもはや十分にローヤルゼリーを出せないようで女王も少し痩せていた。

王籠にはキャンディと働き蜂を2匹しか入れられなかった。

みかんと若い2枚群に大量にバニラ水を吹き掛け、更に巣箱内にも吹き掛けたが、ほぼみかんがやられたんだろうと思う。よぼよぼだったし。(T_T)

激戦？の巣門に何故か雄蜂もいたので、雄もやられたか？と思ったが、最前線で見物してたらしくしばらくするといなくなっていた。

せめて庭の奥の方でやれば良かったのだが、私は2枚群を甘くみていた。かなり蜂が飛んでいる。ご近所的にヤバさイエローカードでしょう。しばらく様子を見ていたが、オーナーさんに迎えに来てと電話すると、えっ？と一呼吸置いて、蜂か！と言う。そうだよ、蜂だよ、私は迎えに来てくれなくて良いから、蜂のお迎えお願いします。なのだ。そして4時頃オーナーさんは来てくれたのだが「うわ、結構飛んでんなぁ、5時頃出直した方が良いだろう」と出直してくれる事になった。二度手間だから連れてく！と言われるかと思ってたので、ちょっと嬉しい。

そして5時、ほぼ蜂は巣箱に収まり、晴れて蜂場へGO！

巣箱を蜂場へ戻し、オーナーさんと王籠の様子を見る。働き蜂が王籠に沢山たかっていた。ここで出したら女王は殺される。オーナーさんに2〜5日はこのままで女王が馴染むのを待つと伝える。

が、私としては老齢の働き蜂二匹で女王が何日耐えられるか心配なのだ。この辺りは経験がないので解らないのだ。(T_T)

オーナーさんは、女王が生きていた事、他群との合同、王籠を作る？と言うのがびっくりだったらしく、頑張ったな！と褒めてくれた。そして、今年は人工分蜂出来るかも！というビジョンが見えたようだった。オーナーさんとのコミュニケーションがまた一歩前進したのは嬉しい。だがまだ私は緊張の最中なのだ。みかん女王がストロングびーこ達に迎え入れてもらうまでは。女王導入は100%の成功はない。この2日うっかり見落としていた王台から新女王誕生してた(´∀｀*)テヘペロもあるかもしれない。確定するまでは気が気ではないのだ。そして、不測の事態が起きたとしても、その後の事もプランしておかねば。

今日は心の余裕がなくて写真が撮れなかったが、蜂場から帰って撮った合同による死者追悼の写真。迷ったのだが王籠だけ入れれば良かったのかもしれない。働き蜂は余生をウチで過ごせば良かったのかもしれない。でも、私は女王についていかせた。みかんチームの働き蜂たち、お疲れ様でした。土に帰ろう。

蜂場のみかん女王の無事を祈りつつ、今日もチョコパン食べてます。