投稿日:2020/12/10 18:02, 閲覧 626
実家(三重県鈴鹿市)の古い離れの周囲で、8月頃から蜂が群れ飛ぶようになりました。
今年が初めての現象です。知り合いの庭師さんの見立てでは、ミツバチだろうとのこと。
離れが老朽化してきたので、そろそろ解体したいと考えています。
巣箱に収容するか、どこかに引っ越してもらうか、どう対処するのが得策でしょうか?
周辺は住宅街で、数分ほど歩くと田畑が広がっています。
動画を添付しますので、アドバイスいただけると助かります。
鈴鹿の平野部でも今日初霜が降りました。
これからの時期、寒くなり蜜源も少なくなる一方で捕獲、移動は難しと思います。
移設はやったことありませんが、適時ならやってやれないことないと思います。
移設等をお考えでしたら、お声がけください。
リモート王子さん こんばんわ
縁の下に巣を作っているようですね。出入りしている場所のすぐ奥に巣がありますので、外板を取り外せれば様子が覗けると思います。早急に家屋を解体するのでなければ、捕獲移動は6月以降がよいと思います。4、5月は分蜂があります。巣箱を用意しておけば分蜂群が入居してくれる可能性ありますので、これを機に飼育を目指してはいかがでしょうか。いずれにしても蜜源乏しい冬の移動はダメージだけ残りその後の定着が難しくなります。また蜜蜂だけ捕獲して移動させるよりも巣板をうまく取りはずして利用したほうが蜜蜂にとっては良いので定着率は上がります。
捕獲移動は近くに経験ある方がいらっしゃれば協力していただいたほうが良いと思います。
リモート王子さん、こんばんは。保護収容はkuniさんとartemisさんも仰るように今やるのは厳しいと思いますので、待てるなら来春が良いと思います。4月ごろから始まる分蜂は蜂にとって決死の大イベントで、生命が次の世代に命を繋ぐ感動的な場面です。これを成功させるために1年間せっせと蜜を集め、外敵と戦って来たと言っても過言ではありません。初めて見たら恐ろしいかもしれませんが、すごい迫力ですよ。分蜂する時の蜂は向こうから刺してくることもないので、飼育に慣れている人は分蜂のシーンに遭遇すると蜂嵐に包まれて喜びを噛みしめるものです。
離れのお家ということは一定の敷地面積があると思いますが、今蜂が出入りしているところからできるだけ離れた、朝日が当たる場所に待ち箱と呼ばれる巣箱を設置しておくと、この縁の下から発出した群が入居してくれる可能性は高いです。でも、理想的には数カ所に待ち箱を置くのが良いと思います。もしご近所にお知り合いがいれば、その人のお家にも置かせてもらい、入居したその日の夜だったら、入居した巣箱をご自宅に移動することもできます。(2日以上経ってしまった後に移動すると蜂だけが設置した場所に戻ってしまい、巣箱が無いよ〜となって路頭に迷ってしまいます。)
敷居のすぐ下の隙間の奥、つまり縁の下に営巣していると思われますが、敷居のすぐ下には3寸角の角材?が横に走っているように見えますね。その下にはブロックでしょうか?群を保護収容するには、蜂が住んでいる巣が複数枚、平行に並んで縁の下の天井部分にぶら下がっているのですが、その巢板を1枚1枚付け根で切って外して、飼育巣箱に吊り下げセッティングして行き、蜂はブロアー吸引機で吸い取って巢板が並んだ巣箱に戻すのですが、巢板を切り外す作業をするために手前の木材、もしくはブロックを壊さなければなりません。理想的には幅1メートルくらいを切らないといけなくて、取り壊す予定なら、それはとても好都合ですね。チェンソーでぶった切って取り外し、直後に巣板と蜂の収容作業を同時に行います。
この作業には道具と知識経験が必要ですから、家の構造を考慮してどの部分を切れば良いのか、事前に検討して、安全に作業できるように計画しましょう。家の解体を予定されているのであれば、最初にこの「部分的な解体」を、依頼予定の解体業者さんに協力してもらえたら最高ですね。解体チームが解体し、保護収容チームが収容するという2段階の作業です。kuniさんは大ベテランなので収容に関しては心配いらないと思います。
リモート王子様 こんにちは、この時期は、巣箱に移設しても恐らく定着してくれるとは思いますが、養蜂の経験のない方が行ってもこの群れが冬を越すのは難しいと思います。よって、蜂の移動は年が明けて暖かくなってから5月の中旬頃と考えられては如何でしょうか。
それまでの間に、おそらく春先から分蜂と言って巣別れしますので、それを収容するために、待箱を置かれては如何でしょうか。待箱の作り方はこのサイトで検索してみてください。置き場所は、周りの状況にもよりますが、お宅の敷地内で朝日が当たって夕日が当たらない場所で、その場所からできるだけ離してください。分蜂した群れを週若しくは自然入居した群れは、感染症やダニ被害の関係から出来ればその敷地内で飼われることをお勧めしますが、その場所で飼うことができない場合は、蜂の入った巣箱の入り口をしっかり閉めて蜂が出ないようにし、巣箱がばらばらに成らないように上下の巣箱をガムテープなどで止めて、巣箱を逆さまにしてクッションの上に置いて倒れないように固定したうえで運搬してください。東京に付いたら巣箱を動かさないでいい場所に置いて、巣門を開けてやってください。この作業は出来れば、日没1時間後から始めてください。そうしないと蜂が巣に戻って無くて迷子蜂が出てしまいます。
床下の巣の移動は、分蜂がほぼ終わった5月中人頃に、行うのが良いと言いましたが、その方法は非常ぬ難しいので、何方かベテランの方に手伝ってもらう方が良いと思います。また、このサイトでも多くの方が書いておられますので参考にされてください。
私も今年の春床下群を巣箱に収容しましたが、巣虫に侵されて逃げてしまいました。その後9月にも床下から収容しましたが、その群れは元気に営巣しています。
家を解体するのであれば、巣の状況を見て、床(巣の天井)を切り取って巣箱にそっくり移す方法が最も良いと思います。巣の大きさにもよりますが、大工さんと相談して、巣の大きさに合わせて落ちないように床板の張っている方向に沿って切れ目を入れます。その切れ目にクロスするように垂木を合わせてその垂木に床板をねじで固定します。固定した床板を切り離します。この方法で行えば巣は床板に付いたままで床板は垂木に固定されています。ゆっくり垂木を上げて、それを巣箱に入れて固定します。ザっとこれで巣箱への移動は完了です。その巣箱を今まで蜂が出入りしていたところの横に置いておくと、巣門から次々と中に入って行くと思います。中に入って行くという事は、中に女王蜂が居るという事です。そこ迄確認したら移動は成功です。この方法が取れれば、今でも移動は出来ると思います。
2020/12/10 19:13
2020/12/10 20:10
2020/12/10 21:44
2020/12/11 14:09
kuni
三重県
重箱式・フローハイブ・巣枠式楽しみながらやっています。 課題は夏分蜂をいかにして乗り切り秋まで維持できるか。重箱では、4段の少数 段で採蜜をローテションを目指し...
artemis
千葉県
千葉県香取市。2011年ニホンミツバチが自宅2階屋根裏に巣を作ったが夏に落下。3年後に同じ場所に営巣、その時は掃除機を改良して移動させました。寝室の真上だったの...
はっちゃんさっちゃん
千葉県
初めまして。名前の最後に「さん」はいりません。打つのが大変だから「はっちゃんさっちゃん」でお願いします。6年目の初心者ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
リモート王子
東京都
三重県出身、東京都在住です。
kuni
三重県
重箱式・フローハイブ・巣枠式楽しみながらやっています。 課題は夏分蜂をいかにして乗り切り秋まで維持できるか。重箱では、4段の少数 段で採蜜をローテションを目指し...
リモート王子さん
はい、どうぞお気軽にお声がけください。
2020/12/12 08:28
リモート王子
東京都
三重県出身、東京都在住です。
はっちゃんさっちゃん
巣は縁の下の天井部分にぶら下げっているのですね。
外からは何も見えないので、ただ群れ飛んでいるだけかと勘違いしていました。
詳しいご説明をありがとうございます。
2020/12/11 21:31
リモート王子
東京都
三重県出身、東京都在住です。
ブルービーさん
待ち箱はできるだけ離れた場所に設置するのですか・・
目の前に置けば引越してくれるのかと、安易に考えておりました。
懇切なご教示をありがとうございます。
2020/12/11 21:32
ブルービー
福岡県
昭和29年、福岡県京都郡みやこ町生まれ。(現在もみやこ町在住) 令和2年に二ホンミツバチさんが2群来てくれ、養蜂開始 ユーザー名は、ブルービー(幸せの青い蜂:ナ...
リモート王子様 近くでは、蜜源をシェアする関係で、入り難いと言われています。入っ後近くに移動させるのは、問題ないようです。
2020/12/12 08:56
ブルービー
福岡県
昭和29年、福岡県京都郡みやこ町生まれ。(現在もみやこ町在住) 令和2年に二ホンミツバチさんが2群来てくれ、養蜂開始 ユーザー名は、ブルービー(幸せの青い蜂:ナ...