投稿日:2020/3/5 21:19, 閲覧 2047
今春、防寒を解いて内検したら、貯蜜は十分なのにすべての蜂が死亡しています。越冬前は、巣箱2段にわたりいた蜂を1段のまとめ、防寒し、越冬させました。見たところ、死亡した蜂の数は、巣箱の内と外を併せても越冬前の半分以下です。十分寒くなってから1段にしたので分蜂は考えられません。逃去なんて考えられますか。
ここ山形より暖かい地方の蜂友は、2段で越冬させた群にも同じような症状のが見られる言っています。
どんな理由が考えられますか。また、その対策はいかにすべきですか。
西洋ミツバチの場合、ミツバチヘギイタダニの寄生による場合が多くその薬剤駆除をしっかりすることが重要に思います。
貯蜜が十分にあって消滅しているのは、アカリンダニによる被害と考えられます。ここ38Q&Aにも過去たくさんの報告があります。
>見たところ、死亡した蜂の数は、巣箱の内と外を併せても越冬前の半分以下です。
これもアカリンダニの影響と考えて矛盾はないと思います。
>その対策はいかにすべきですか。
対策は、ここに載っているアカリンダニ対策を、自己責任でとる以外にありませんが現在のところ、どの方法を取っても確実にアカリンを消滅させる方法はありません。
追申
と書いてから、ハッチさんの回答を読んで、 “セイヨウミツバチ” の質問だったことに気が付きました。ニホンミツバチの質問と勘違いしていました。すみませんでした。 m(_ _)m ペコッ
参考にしてください。コピペします。
春の建勢が始まると、巣箱内部の温度が上がり、産卵が再開されるためダニが繁殖しやすい環境になります。この時期にダニの寄生率の確認及び、対策を施さないと、7~8月頃までには全滅してしまいます。以上のことから、気温が12度以上の温かい日に粉砂糖法でダニの寄生率を確認しましょう。
蜜蜂への負担を考え、産卵がある程度進み群に勢いが出始める3月初旬から上旬に検査を行うようにしています
越冬に入る前にダニの検査を行いしっかりとした対策を施していれば、高い寄生率になることは少ないです。
寄生が危険値に達していないのに薬の投与は蜜蜂に不要な負担を与えます。近年女王蜂の短命化という問題が起きていますが、その原因の1つがダニの駆除剤の影響だと考えられています。必ず寄生率を確認して、寄生率が危険値の場合に薬を投与しましょう。
寄生率が危険値の場合、蜜蜂への負担軽減のためチモール、シュウ酸、ギ酸などの非化学合成系の使用をお勧めします。※チモールとギ酸は気化させるために一定の温度が必要です。
2020/3/5 21:22
2020/3/5 22:48
2020/3/6 19:20
ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...
nakayan@静岡
静岡県
本格的に始めたのは2015年からですが、13年の9月に柿の木の蜂球を見つけて角洞に飼い始めましたが年を越せずに消滅しました。14年に金稜辺を二鉢購入し翌年から本...
m.m23
神奈川県
早速の回答ありがとうございます。やっぱりダニかな。春秋、交互にアピバール、アピスタンで防除に努めており、越冬前にも実施。蜂の増え方が順調なことから、大事ないと考えていたのですが。また、ダニで消滅するとき、蜂が減少するでしょうか。駆除の仕方を勉強しなおします。
2020/3/5 22:07
結城 勲さん、
僭越ながら、ダニ駆除は必要な時に必要な薬剤量で蜂が込み合う中で効かせることで最大限の効果を出さなければなりません。
時期が来たからと言ってもあまりダニが蔓延してなければ必要ありませんし、感染率が上がったら適期に判断して駆除しなければ、高い薬剤がもったいないことになってしまいます。
一度駆除しても必ず外から感染が入り込むのは迷い蜂その他の要因で仕方ないことですから、薬剤駆除したことで安心し過ぎないことも大切なことです。
日頃からの観察と寄生率モニターが大事です(^^)/
2020/3/5 22:46
巣枠の中に蓋がかかったサナギが残っていたら、この蓋にやや細長い小さな穴がないでしょうか、あるいはピンセットで引き出して見て下さい。小さな穴はサナギがダニによって中で死んで羽化できなくなった所からダニが出たあとで、引き出したサナギがダニによって奇形になっていればヘギイタダニの増加によって消滅したのです。
ヘギイタダニが多くなっていると晩秋からハチが外に出て死ぬので減りだしてしまい、残ったハチでは保温できなくなって消滅と云う事が多いです。私も何回も経験していますが、夏のうちにダニによって産卵が減り、それから2ヶ月もするとそれまでの働きバチの寿命が来てどんどん減ってしまうのだと思います。
夏の間にダニ剤を入れて駆除出来ればいいのですが、アピスタンは耐性が出来て駆除出来ずアピバールは湿度の高い時期はすぐに加水分解してしまうので効果がほとんどなくなっています。つまり夏の時期にダニを減らしておく事が重要なので割り出す時にハチだけにしてダニ抜きをするとかオスバチ巣房トラップなどの対策をする方法などがありますが決定的なものがなくて困っている状態です。
2020/3/6 13:07
T.Y13さん、丁寧な具体的説明ありがとうございます。早速引き上げた巣脾を見ました。一つの巣脾に多いので有蓋蜂児がまばらに30ほど、その内、穴の開いたものが、半分ほど。死骸を引き上げても奇形はわかりません。ほとんど成虫に近い形なので、巣から這い出すためにあけた穴かとも思われますが、一番的を得た指摘と思います。あのわんさかいた蜂が、越冬後消滅しているのは非常に残念でたまりません。ダニ駆除に努力します。
もう一つ教えてください。内検でダニはなかなか発見できず、羽等の蜂の奇形もなかったように思います。(注意が足りないこともあるでしょうが)粉砂糖による検査に挑戦してみようと思いますが、検査頻度はどれぐらいがいいでしょうか。また、越冬直前にダニ剤で防除することは有効でないのですか?今回は、10月中旬アピスタンを40日ほど入れました。また、オス蜂トラップは一つの巣脾をオスの卵で埋め尽くすほど産卵させるので、女王の寿命を縮めないかと心配しますが。
ハッチ@宮崎さんも指摘していますので、ダニ退治の方法で改善してみようと思いますので、ご指導をお願いします。
2020/3/6 17:48
こちらではアピスタンでは全くダニが死にません、完全に耐性虫になっています。
またオスバチトラップはご心配の女王の寿命には影響はないと思います。それにセイヨウミツバチでは女王バチは1年だけの使用が普通で毎年更新なので心配ありません、ただダニは働きバチのサナギにも入るのでこの方法は効果が少ないと思いますがやらざるを得ない所になっています。
それからダニがいるかどうかを見るのはオスサナギを引き出して見るのがいいです。春先のオスサナギの少ない時期は全部を見た方がいいですしハチが増えてからは巣板の下部などでオスサナギがまとまっている所をカッターナイフで切り、ピンセットで中のサナギを出して見るのが効率的です。10~20匹くらい引き出して半分にもいれば手遅れに近く至急対策をしなければ消滅します。
内検のに時間がかかるのですが毎回やっていればダニの多少が分かります。お盆過ぎくらいになるとオスサナギがいなくなるのでその時は働きバチのサナギを引き出して見ます。
2020/3/6 19:40
T.Y13さん、ご指導ありがとうございます。よく理解できました。ダニ対策きちっとしないと群の維持が難しいこと、ダニの見つけ方理解しました。重ねてお礼申します。
2020/3/7 15:59
nakayama@静岡さん、読んでくれてありがとう。
ハッチ@宮崎さんご指導ありがとうございます。
私見では、ダニの駆除は蜂児の少ない春先と越冬前が効果的と思ってました。取引のある蜂屋さんもそのように言っています。蜂児が豊富な時期だと蜂児の中に潜んでいるダニが退治しづらいからかと思っていました。もちろん観察で兆候を見つければ、それなりに対応しているつもりですが。粉砂糖を振りかける試験はしていませんが。
多分、観察や防除のやり方が甘いんですね。もっと勉強します。ご指摘のようにダニ以外は考えづらいんでしょうね。蜂友の方も盛んにいろんな駆除剤を使ってましたが・・・。
頑張ります。ありがとう。
2020/3/6 08:26
m.m23さん、ありがとうございます。皆さんダニと結論してますので、その対策を教わることはありがたいです。チモール、蟻酸を使うと、蜂が非常に嫌がるように思いますが、化学合成の薬剤より蜂への負担が少ないのですね。初めて知りました。
越冬前あんなに沢山いた蜂が消滅することは、ダニと言われても不思議な気持ちです。多分、気づかないだけで、越冬前もかなり危険な状態だったんでしょうね。ダニ対策をしっかりします。ありがとうございます。
2020/3/7 16:17
こんな記事もみつけました。参考にしてください。
8/30
採蜜作業を行った後に「ギ酸」によるダニ対策をしましたが、気温が高過ぎて全く効果が見えないのでアピバールを投入しました。
これはこれで湿度の高いこの時期にアピバールが有効に効くかどうかわからないですが、まあやってみることにします。
2020/3/7 20:33
10/4
ダニを背負った蜂の居る群、オス蜂房にダニの居る群に絞ってギ酸処理を実施しました。
この一週間、最高気温も25℃程度の予報なので丁度良いかもしれません。
ギ酸は蓋掛けされた巣房の中のダニにも効果あるので期待したいです。
2020/3/7 20:36
4/20
今年初めてオス蜂巣礎を投入してみたんですが、ニワトリでも飼ってるならいざ知らず、取り出した蛆の始末には困るは、なにより再利用できるであろうと思っていた巣脾も蛆を取り出す為に蓋を切ってトントンと地面に叩きつけてはみたものの1/3位は出てこないは、あまつさえやり過ぎると余りの重さに耐えきれず巣脾が崩壊してしまうは、もう踏んだり蹴ったりでした。オス蜂巣脾は再利用できないのでしょうかね?
こりゃぁちょっと群勢が多くなってくると使える手法ではないという結論に傾いております。
2020/3/7 20:40
やらかしてしまいました。
巣門の外に出されてるのと合わせると犠牲は若蜂中心に数百匹ほどでしょうか。
最近は単箱でも1回に65%ギ酸40ccを投与していますが、まあ普通は大丈夫です。
でもこの群では同時に巣枠上部に掛けるドンゴロスを新しいものに取り換えたんです。
これが失敗でした。
新しいドンゴロスがキッチンペーパーに浸み込ませたギ酸を吸い取って一晩で大量蒸散させてしまったようです。
プロポリスのびっしりついたドンゴロスでは蒸散を阻害して全く蒸発していない場合があり、結果としてダニに全く効いてない時があります。
この蒸散方式は接触式と違って、うまく行くと効果てき面、巣房の中のダニにまで効くのですがはっきり言って蒸散量は条件次第の運任せ、これが最大のデメリットです。
2020/3/7 20:46
m.m23さん、これは参考になりますね。蟻酸は空気より重いので、上に乗せるのが普通ですが、蒸散の激しい夏とかは、蜂に対するダメージ等考えて、箱の底に設置したりしますが、効果確認はしてません。ダニの所見なしに、増えないので投与してみるかぐらいの気持ちです。65%強くないですか。50%でつかっていますが。
ダニの確認、いた場合の対策、両方学ばせていただきました。これができるようになると、蜂飼いもレベルアップですね。本当にありがとうございます。
2020/3/8 18:19
結城 勲
山形県
越冬が難しく、失敗が多い。越冬してもアカシヤまで2段満杯に増やすのがまた難しい。毎年一年生です。
結城 勲
山形県
越冬が難しく、失敗が多い。越冬してもアカシヤまで2段満杯に増やすのがまた難しい。毎年一年生です。
ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...
結城 勲
山形県
越冬が難しく、失敗が多い。越冬してもアカシヤまで2段満杯に増やすのがまた難しい。毎年一年生です。
結城 勲
山形県
越冬が難しく、失敗が多い。越冬してもアカシヤまで2段満杯に増やすのがまた難しい。毎年一年生です。
結城 勲
山形県
越冬が難しく、失敗が多い。越冬してもアカシヤまで2段満杯に増やすのがまた難しい。毎年一年生です。
結城 勲
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越冬が難しく、失敗が多い。越冬してもアカシヤまで2段満杯に増やすのがまた難しい。毎年一年生です。
m.m23
神奈川県
m.m23
神奈川県
m.m23
神奈川県
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結城 勲
山形県
越冬が難しく、失敗が多い。越冬してもアカシヤまで2段満杯に増やすのがまた難しい。毎年一年生です。
T.Y13 群馬の山さん
群馬県
時々話題になるダムの近くです。
T.Y13 群馬の山さん
群馬県
時々話題になるダムの近くです。