投稿日:2022/9/27 14:56, 閲覧 276
この日誌はこちらの日誌の経過観察です。
前回(7/29)の日誌はこちら
いびつな形をしていたこの巣箱、重箱へ自然入居した群れを巣枠式に自然移行していましたが、先日重箱を撤去し移行完了しました。
前回の日誌、7/29からおよそ2か月と随分時間が経ってしまいましたがこの期間何もしていなかった訳ではなく重箱を外すタイミングをうかがっていました。
重箱を外すベストタイミングとして設定した兆候は
① 重箱内に巣板が充実する。
② 重箱内での産卵が停止、全ての幼虫が蛹化し羽化を完了する。
③ 重箱内でハチミツが完熟し蓋掛け巣板で覆われる。
です。
このうち①②までは8月上旬くらいまでに概ね完了しハチミツの充実を待っていましたが夏の蜜枯れ期となってしまいなかなか③を満たすことがでず重箱を外す事ができませんでした。
そして8月下旬、越冬用の蜂蜜を貯め始める時期を前に撤去したいと考え給餌を実行する事にしました。
給餌は350mlを2回実施しどちらも一晩で飲み干しました。
給餌と同時に秋の働き蜂増強に代用花粉も与えました。代用花粉は天然ビール酵母、間室養蜂場の代用花粉ビーハッチャーを利用しました。
この甲斐あってか9月に入りしっかりと重箱の重みを感じられたため蓋掛けは満タンではありませんでしたが重箱を撤去採蜜致しました。
別の巣箱も3群から合計4段分の採蜜を実施しましたが給餌の甲斐あってかこの群の蜜が最も多く糖度も高い状態でした。(ほぼ給餌した量がそのまま貯蜜となったように感じます)
他の群はかなり軽かったので夏の蜜枯れを実感しました。
そして、重箱撤去から2週間程度経過した本日巣枠の全点検を実施しました。
下の画像は上段左側が巣門から遠い奥、画像下段右下が最も巣門の近くです。
手前の新規巣板以外は全て有蓋蜂児が居ますが、特に奥側の有蓋蜂児跡は出房後にハチミツを貯めています。現状は花粉巣房もありますがそのうち使用されつくして全てハチミツで埋め尽くされるような状態が進んでいくものと思います。
画像中段の巣箱真ん中あたりの巣枠は育児の中心的役割をしているようで有蓋蜂児・幼虫共に多く見られます。産卵も多数見受けられ好調を感じます。
画像下段の巣門側巣枠は実は無王群で全滅した別群の巣枠を移植再利用しています。ここも少しずつ巣板が伸びていますが産卵などはまだこれからといったところのようです。
最新の巣枠営巣状況
以上です。
重箱式から巣枠式へ従来の手で切って張り付ける強制移行ではなく、蜂たちに任せて自然移行する方法を試しました。
結果としては問題なく移行が完了できましたが重箱を撤去するタイミングが難しく、今回は9月上旬が良い時期だと思いました。
例えば、8月上旬に撤去を悩んだタイミングがありますが。少し蜂児が残っていた事と貯蜜は十分でしたが蜜枯れ期を前に貯えを取ってしまうことになり十分な給餌をしなければ夏越えが難しくなるような気がしました。
おがおが
愛知県
2019の秋に待ち箱開始し、 2020年4月にミツバチ達がやってきてくれ養蜂生活がスタートしました。 2021年9月までは横浜から実家の愛知へ往復していました...
ひろぼー
佐賀県
2018年4月16日 たまたま自宅屋根裏の群れが分蜂したので、飼い始めました 年間ほぼ毎日眺めてます よく体当たりされます 構いすぎでしょうか? 欲張りなの...
すごくいい判断されてると思います
私の逆移行失敗とは雲泥の差です
2022/9/27 15:21
おがおが
愛知県
2019の秋に待ち箱開始し、 2020年4月にミツバチ達がやってきてくれ養蜂生活がスタートしました。 2021年9月までは横浜から実家の愛知へ往復していました...
ひろぼーさん
ありがとうございます。
成功は失敗の繰り返しの上で成り立つと思います、皆さんの記事から色々と教えていただき成功に至ったと思い皆さんの日頃の記事に感謝しております。
2022/9/27 16:20
Jナイ
三重県
ミツバチqaのみなさんの投稿や回答で学びながら飼育しています。 しかし次々と疑問にぶつかるばかりで一向に上達しません。 これからもミツバチqaを閲覧しながら...
おがおがサンおはようございます。
おっしゃる通り、夏の蜜枯れ時期や秋雨前線台風襲来時期見定めで、私も撤去時期は難しかったです。
画像では巣枠は12枚ですが、何か都合があったのでしょうか。蜜蓋で全部覆われている巣枠が、越冬時期までに三枚くらい出来て欲しいと思いますが、こんなに雨が多いと花木の蜜も薄まり難しいでしょう。
我が家の重箱撤去群、最近、時折徘徊蜂を目にするようになりました。おがおがサンはアカリンダニの予防対策をしているのでしょうか?自然にまかせているのでしょうか。お尋ねします。
2022/9/28 09:35
おがおが
愛知県
2019の秋に待ち箱開始し、 2020年4月にミツバチ達がやってきてくれ養蜂生活がスタートしました。 2021年9月までは横浜から実家の愛知へ往復していました...
Jナイさん
おはようございます!
写真の枚数ですが、巣枠は13枚巣が付いているんですが、13枚目は12枚目とほとんど変わらないなので並べた画像を作るのに3×4で切りが良いので12枚になっています(^ ^)
蜜蓋巣枠については同感です、3枚くらいまとまった収穫ができるといいんですが、これは彼女らの越冬貯金も残さないとならないので難しいかなーと想像しています。
あかりん対策はMトール昨日入れました!
2022/9/28 09:42
Jナイ
三重県
ミツバチqaのみなさんの投稿や回答で学びながら飼育しています。 しかし次々と疑問にぶつかるばかりで一向に上達しません。 これからもミツバチqaを閲覧しながら...
早速返信頂きありがとうございます。
全蜜蓋巣枠三枚は蜂ちゃん達の越冬食糧として貯めて欲しいと言うことだったのですが(^.^)
わかりました。私も早速入れることにします。
2022/9/28 10:33
おがおが
愛知県
2019の秋に待ち箱開始し、 2020年4月にミツバチ達がやってきてくれ養蜂生活がスタートしました。 2021年9月までは横浜から実家の愛知へ往復していました...
Jナイさん
>越冬食糧として貯めて欲しいと言うこと
なるほど、自分は強欲なのでてっきり勘違いしてしまいました。
Mトールは越冬する蜂が誕生する時期に効果が無いといけないので早めの採蜜、早めの実行としています。(蜜にメントールの匂いが移らないようにするためです)
2022/9/28 11:13
Jナイ
三重県
ミツバチqaのみなさんの投稿や回答で学びながら飼育しています。 しかし次々と疑問にぶつかるばかりで一向に上達しません。 これからもミツバチqaを閲覧しながら...
おがおがサン
ここ数年メントールを使用してきました。農研機構の前田先生に検査をしていただいたり、結果報告してきたりしましたが、なかなか効果がでなくて、最後にはいつも蟻酸か蟻酸パテを使用しています。
資料によりますと羽化したばかりの若齢成虫に移動するとありますが、徘徊蜂が出た時は、時すでに遅しですね。メントールは盛夏を除いて入れていても難しいです。
2022/9/28 14:49
スタートは養蜂をしたくて始めた訳ではありません。 どちらかと言うと自宅へ毎年何回も分蜂して来るので仕方が無く養蜂を始めました。 敷地内古墳から自然巣からの分蜂入...
おがおがさん
こんばんは(^^)
お疲れ様です^^
全ての条件を満たしての移行の判断は難しそうですね。
私も給餌はポイントを押さえればかなり有効な手段だと考えています。
糖液も群によって量を変える事が大切ですよね。
ところでこの間室養蜂場の代用花粉ビーハッチャーとビール酵母の花粉パテの食い付きは良さそうですか?
私は花粉パテの調合を手探り状態です。
いつも参考にさせて頂いております!
2022/9/28 21:09
おがおが
愛知県
2019の秋に待ち箱開始し、 2020年4月にミツバチ達がやってきてくれ養蜂生活がスタートしました。 2021年9月までは横浜から実家の愛知へ往復していました...
Michaelさん
今回、なかなか完全に思った通りはやはり不可能に近いなと感じました。それでも目標設定をして状況見ながらBetterな線が見えればそれでOKとすれば気楽に移行できる方法だなと思います。
給餌と代用花粉についてはセイヨウミツバチでは定石のようなので自分も試してみました。蜜枯れ終盤・流蜜期の1か月前に実施すれば流蜜に合わせて群れの増強ができるので計画的にやれば効果があるのではと考えです。余った黒蜜が重宝しました。
友人はスーパーで「きびオリゴ」っていうのを買ってきて与えてましたが食いつきはすごく良かったですね。これはコスパが悪いので次はありませんでしたが緊急でとりあえず与えたい場合は良いかもしれません。
代用花粉についてはAmazonでNICHIGA 国産ビール酵母粉末を使っています。採蜜の際に出た黒蜜で練っているので食いつきは結構いいと思います。(耳たぶくらいの硬さになるように)
間宮養蜂場のビーハッチャーは言わずもがなで流石養蜂場の製品なだけあり食いは良いと思います。
ただ、今回は夏終盤の蜜枯れ期だったので何をやってももりもり食べたんじゃないか?とも思います。
2022/9/28 21:40
おがおが
愛知県
2019の秋に待ち箱開始し、 2020年4月にミツバチ達がやってきてくれ養蜂生活がスタートしました。 2021年9月までは横浜から実家の愛知へ往復していました...
2022/9/28 22:03
スタートは養蜂をしたくて始めた訳ではありません。 どちらかと言うと自宅へ毎年何回も分蜂して来るので仕方が無く養蜂を始めました。 敷地内古墳から自然巣からの分蜂入...
おがおがさん
そんなんですよね〜.
日本ミツバチの場合 給餌の量が難しい所だと思うんです。
あまり沢山やり過ぎると育児層が減りワーカーが増えないように思います。
ただワーカーの多い群(消費が多い)にはそれなりの量を給餌するかor回数を増やす方が良いと思いました。
今年は試しに強群に一度に1ℓほど糖液を与えて20日ほどあけてまた1ℓを枯れ蜜期に給餌してみました。
結果この群は産卵量が増えたように感じました。
まだまだ給餌方法も手探り状態です。
日照時間とワーカーの活動時間は比例している為、11月から日が当たらなくなる群への給餌方法を迷っております。
そうそう 女王蜂不調群は農薬の影響があるのかもしれません(-。-;
やはり巣箱の巣門の向きも大切ですね…
またこれからも情報交換を宜しくお願いしますm(_ _)m
2022/9/28 22:29
天空のみつばち
長野県
2019年に長野県発祥と言われるアカリンダニで消滅し、自然群を捕獲して養蜂 するんだと知ったので、蜜ドロボーやめて【養蜂】すべく知識吸収中の初心者ですが2023...
~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます
理路整然とした文章のようで感心しております。\(^o^)/
巣枠式への移行のようですが、私の場合それ以前なので大変勉強になる日誌でした。
最初の一歩・・浪人卒業を目指しているので勉強させてください。
(*ᴗˬᴗ)⁾⁾ペコ
2022/10/14 03:10