投稿日:2023/3/11 06:14, 閲覧 371
「雄バチの蓋の4ケ月長期断続的落下」と「ハチ数激減」の2重苦から逃れて、ようやく光明が見え始めました。(^^♪
■2023年の「栗の木群」現在継続飼育中です。
経過:推定10月秋分蜂でハチの数が激減、その後12月初めより3月現在まで雄バチの蓋が長期間にわたって断続的に続いています。1月以降は、雄バチが巣箱外で見られるようになりました。その後状況証拠からアカリダニ寄生の疑いがあります。3重苦かもしれません。(>_<)
■「栗の木群」の経過
*2022年の分蜂捕獲後は、固形メントールを周年使用しています。(下図参照)
*2022年12~3月雄蜂の蓋が、数に多少の波があるものの継続確認されています。
*同上の期間、週に2~3回の割合で巡回しています。徘徊バチトラップ内に毎回数匹のハチの死骸を確認。その中の大半は、Kウイングのハチでした。2月下旬以降はKウイングのハチは見かけなくなりました。同じハチバに置いたもう一群にもKウイングのハチが見られました。別の群れには、それ以外視認できる異常は確認できていません。
*2022年1月8日 雄バチ1匹を巣箱の外、巣門前で確認しました。
*2022年1月29日 「ペープ+ホッカイロ方式」でメントール強制蒸散テスト かなり寒い日の日中でもスノコ上のペープで強制蒸散直後、沢山のハチが巣箱外へ出てきました。同じテストを別のハチ場の別の群れに、底板上にペープを置いてテストしましたが、直後に、こちらも巣箱外へ沢山のハチがでできました。かなりの蒸散効果はあるようです。通常は、湿度が高い巣箱内では、間欠作動でも3日程度で電池切れ、最長でも2週間で停止します。
*2022年2月初旬 巣箱の前面の位置に2滴、粘着質のフンが着いていました。1度だけで、その後は見かけません。
*2022年3月1日 時騒ぎ時の中に、雄蜂を複数匹確認しました。同日2023年3月1日最高気温16℃ 梅満開となり、糖液を給餌しました。
*2022年3月3日 上記50%糖液180㏄は完飲みです。同日80gほどの人工花粉、給餌しました。人工花粉は、飼育初の経験です。
*2022年3月11日代用花粉は食いつき悪いです。こんなものでしょうか?給餌後8日経過して4分の1程度 約20g消費しました。そういえばアカリンダニ防除のショーニングパテも食いつき悪いですね。(/ω\)
■「栗の木」群の鎖状連結
3月からの巡回時に見ると、たいてい毎回鎖状に底板まで垂れ下がっています。
「蜂が巣脾を作る時、ロウを分泌するために蜜で腹を十分を満たし、巣脾を作る方向に向いて鎖状に並列して下垂する。まず一蜂が前足の爪を天井にかけて後脚を下方に垂らす。そうしていると他の蜂が来て前足の爪をその後脚の爪にかけて後脚を下の方に垂らす。そうするとまた、他の蜂が来て前の通りにして多数の蜂が順次、下に垂れて一条の蜂列をなす。更にその隣の他の一条の蜂列と共に連結して一つの鎖形をなす。こうして数列の鎖の形をなしていると作業する蜂は、その間を自由に運動することが出来る。つまり巣脾を造営する足場となるのである。蜂の巣脾をつくるのは蜂群の繁殖と蜜の採取と並行して行われる」
青柳浩次郎による「セイヨウミツバチ飼育法」の現代語改より一部抜粋
青柳浩次郎は日本近代養蜂の父と言われています。引用は、https://apilect.blogspot.com/ の「蜂の巣3」です。その通りなら、吉兆です。(^.^)/~~~
いつも、みなさんの、お知恵を拝借させていただいています。感謝感激です。(^^)/~~~ 新たな事実や発見を取り入れ、データや経験や勘とすり合わせながら、良い方向...
ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...
山田さん、おはようございます!
とても興味深い不調~復調の兆しあり蜂群の群勢推移です。
処方措置の有効性確認の実例として貴重な記録と思います。
遅くなってでも何とか分蜂に繋がってくれるといいです(^^)/
2023/3/11 06:21
いつも、みなさんの、お知恵を拝借させていただいています。感謝感激です。(^^)/~~~ 新たな事実や発見を取り入れ、データや経験や勘とすり合わせながら、良い方向...
ハッチ@宮崎さん おはようございます
返信ありがとうございます。(^.^)/~~~
昨年より不調がずっと続いて、ストレスからか狂暴です。地主さんを2度も刺してしまいました。(>_<) 出来の悪い子ほど可愛いですね(^_-)-☆
何とか回復して子孫を残し、地域と地主さんへのお詫びを兼ねて、果樹の花粉交配に貢献して欲しいです。!(^^)!
2023/3/11 06:29