投稿日:2020/1/12 10:02, 閲覧 291
巣門の形などについて考えてみたので、備忘録として残す。
ミツバチが巣門から出入りするするのを、初めて見たのはテレビだったような気がする。セイヨウミツバチの養蜂の巣箱であり、横長の穴と言うか隙間のようなものであった。ニホンミツバチに興味を持ってから探した画像では、いろいろな形があった。縦長とか丸とか。
自然のものでは縦長が多いようだが特別にあれが良いとかあれが駄目だとかと言う記載は見つからなかった。
ならば、ミツバチになった気持ちで理屈で考えてみよう。
まず巣門の幅だが、敵(スズメバチ?)が入ってこられないもので、自分たちは容易に入れるものが良い。となると過去の例から6mm程度だろう。
では巣門の長さはと言うと、狭い方が守りやすいが、ラッシュ時になかなか出入りできないのも問題である。となると、蜂の数で変化させた方が理屈的には合う。まぁ基準としては50mmかな。
横穴と縦穴の考察では、
空中から直接穴の中に飛び込むことはしないだろう。出てくる者とぶつかるからだ。ならば、いったん巣門のごく近くに降り立ち、歩いて入り込むしかない。
降り立つにはどんな状態だと良いだろうか?
横穴なら水平の台にトンと降り立ってから歩いて入り込むだろう。ちょっとした台の部分が欲しくなる。
縦穴では、巣門近くにぶつかる寸前に羽ばたきを止めてトンと軽くぶつかるようにしがみつくことになる。
しがみつく位置は横方向にはぶれなくとも、羽ばたきを止める時間により縦方向にはぶれると思う。となると縦方向に余裕のある、しがみつきやすい場所がほしくなる。
巣箱の巣門の縦方向の位置については、上の方にあると雨が吹き込みやすいので、下の方が良さそうに思う。
横穴だと、台の部分には雨も溜まることになり、それも吹き込むことになる。雨に対しては縦穴の方が良いのかも。
最後にハチによる送風空調と言う物があるらしい。が、論理的に記載されたものが見つからなかったので、考慮から外す。どうも生き物を擬人化することが好きな人が多いと。。。
以上
ハゼ爺
石川県
石川県金沢市です。 2020年5/12 逃げられました。来年再挑戦です。 2021年4月に蜂友さんのところに捕獲用巣箱を置かせてもらい捕獲したものを持ち帰りまし...