投稿日:2024/6/13 09:27, 閲覧 315
今なお、アカリンダニが群れを崩壊させる力がある病害虫です。そんななか、セイヨウミツバチが野生化したのか、今年は待受け箱に入ってくる話を伺います。
狭い場所で、迷い込んだセイヨウミツバチを飼うことは、アカリンダニへの耐性がある媒介者(虫)を大事なニホンミツバチのそばに置くことになり、アカリンダニ感染の危険が増すだけではないですか。結局、アカリンダニを持つ虫の多い飼育場所となり、そうした所では、感染前からメントールクリスタルの設置が必然となるのではないでしょうか。
蜂場内で両方飼育しているので調べたことがあります。
アカリンダニは羽化直後から約一週間までの若い蜂が出す匂いを目指して寄生します。外勤バチに寄生することはありません。また、気管から出て外気に触れた状態での生存時間は数時間と考えられています。
寄生先は内勤バチのみです。西洋ミツバチによって感染するのは盗蜜の場合だけですので、盗蜜させないようにすることが大切だと考えています。先日、西洋に盗蜜に遭って蜂場を移動させた群がありますが、アカリンダニのリスクが高まったと考えてショートニングパテを与えています。
西洋が蜂場内の自群か否かを調べるために、盗蜜に来た蜂を網で捕獲して粉砂糖の瓶に落として砂糖まみれにして開放し、その後内検をしましたが、内検で砂糖のついた蜂は見つけられませんでした。
多分アカリンダニの事について偏ったことを聞いているからのような気がします。
ミツバチのダニ防除という本が農文協より出ています、
アカリンダニや日本ミツバチが宿主のヘギイタダニの事もよく調べて書いてあります
2024/6/13 10:37
2024/6/13 14:23
hexwaxさん、こんにちは。
和洋両方を飼育されているのですね。そういう方からの意見を伺いたかったです。
外勤蜂が出会ってというリスクは、確かに高いようには思えませんよね。
農水省のHPに「アカリンダニ」について記載されているものです。
https://www.maff.go.jp/j/chikusan/kikaku/lin/sonota/pdf/youhouka_part3.pdf
盗蜜だけではなく蜂箱を間違えてということも考えられているようです。私は、近くに置くことのリスクをそこにも感じます。
飼育場所が見つかればいいですね。
2024/6/13 10:50
そこで書かれている迷い込みというのは西洋同士の群の話ではないでしょうか。日本ミツバチの内検で西洋がいたとかは寡聞にして聞いたことがありません。
西洋を置くメリットというのが一つありまして、オオスズメバチの襲来がそちらに一極集中してくれるので、日本ミツバチは悠々と秋を過ごせます。
2024/6/13 11:18
hexwaxさん。そうなのでしょうか。
間違っていたら、認めるほうなので、おかしく思ったら教えてください。
https://www.naro.affrc.go.jp/org/niah/disease_fact/t70.html
セイヨウミツバチが媒介者として、外国から来たアカリンダニ。その原因は、何かですね。日々観察されている方の目から見て、セイヨウミツバチは日本蜜蜂の巣に誤って入ることはないというのなら、飼育していないものはわからないので、その通りなのかなと思います。
オオスズメバチが、そちらに集まること。確かに、日本蜜蜂を守るトラップになるのですね。考えてもいなかったです。
2024/6/13 11:30
日本ミツバチの内検で西洋ミツバチを見つけることも、西洋ミツバチの内検で日本ミツバチを見つけることもないので(日本ミツバチのような姿の西洋ミツバチいるとは聞いていますが)西洋ー日本間の紛れ込みがあるとは考えてもみなかったのでとても面白いです。
先日あった西洋ミツバチによる盗蜜で、夜中に日本ミツバチの巣門を閉じて巣箱を移動させました。その際、懐中電灯で巣門を照らしたときに最初に巣門から出てきたのは西洋ミツバチでした。
日本ミツバチ同士の盗蜜では壮絶に殺しあう日本ミツバチですが、西洋ミツバチに対しては大して戦いもせずに、あっさりと白旗を上げて巣への侵入を許してしまいます。巣箱の移動の時にカウントしましたが、40匹程度しか死骸が見つけられませんでした。死骸はすべて日本ミツバチでしたが。
とはいえ、盗蜜のときに夜も侵入先に泊るとは思いませんでした。アカリンダニの宿主の移動は8割以上が夜と聞き及んでいますので、なるほどと納得した次第です。
巣箱を移動した後、戻る先を失った西洋ミツバチはそのままその群に帰属するという話もありますが、実際には確認できていません。
2024/6/13 22:22
hexwaxさん、いろんな意味でセイヨウミツバチを飼うということは興味深いですね。
私は、一緒にミツバチを飼う友人と来年は、待ち箱を置かせてもらえる場所を、飛躍的に増やそうと考えています。国有林を借りることも考えたいなぁと思っています。ただし、こちらでは幹線道路から近いところは抑えられていて、その方の目的が養蜂である場合は、近くが空いていても使えなく、そうなると熊がいるような場所しかなくなるのです。
以前と違って、クマに襲われることは、必然に近くなってきたので怖いですよね。
私は、ショートニングパテの認識が誤っていました。安全に使えるものだと、この機会に知りました。ごめんなさい。
2024/6/13 22:56
いえいえ、ショートニングパテだの、アカリンダニの生態だのとしたり顔で書いてしまいましたが、1年実践してみて日本ミツバチではっきりとした防除効果が得られているわけではありません。前田先生たちの論文に書かれた内容も、何か見落としがあるのかもしれません。
どうしても私を含め研究者は自分に都合のいい部分ばかりを読み取りがちですので、そうした疑問が本当に大切なのです。
2024/6/14 07:59
ミツバチ研究所さん、私へのものとして理解し、書き込みありがとうございます。(hexwaxさん、ごめんなさい)
農文協の本は、今、目を通すことはできないのですが、著者の東繫彦氏が書かれた、農文協の「現代農業」の記事はすべて読みました。
東さんの対象はヘギイタダニで、セイヨウミツバチの対処方法として、①雄蜂切り(含 「雄バチ巣房トラップ法」) ②直射日光 ③糖液噴霧法 ④温熱療法(41~42度3時間) が書かれています。このうち、①雄蜂切り、④温熱療法は重箱では困難な気がします。
わたしは、https://nakano772.wixsite.com/8bunbun/blank-36に書かれている方法が、比較的すんなりと頭に入るのですが、この記事はどのように思われますか。
よく話題になる前田先生たちの論文もありますが、https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjaez/59/3/59_109/_pdf/-char/ja
安全に思えても、ショートニングパテを与えることなどは、Bioではなくなるからできないものです。
2024/6/13 15:22
Karuizawa Basicさん
農文協の本について、良く調べられていると思います忖度なく書かれているようなのでとても面白い。
西洋ミツバチのヘギイタダニについて
物理的対処、温度、などすべて難しいと感じています、シュウ酸も流行っているようですが、本年春はミツバチ不足となっていますので結果は良くないと思います。
全体に、すべてと思える現象をアカリンダニが要因であるかのような書き方は誤解を招きかねないと危惧します、Kウイングとアカリンダニは関係を示唆しただけで、Kウイングのミツバチを調べても発見できるのは50%程度、元気に花粉を集めているミツバチの気管は真黒くアカリンダニに寄生されている個体もある(春先のみ)
日本ミツバチとヘギイタダニに関する記述は別の項目なのかな探してみます。
先駆者が日本ミツバチの病気について、ヘギイタダニのようなダニを見つけたようだが(写真は当時ない)その後完全に無視されて現在に至っているように思える、ヘギイタダニ昔はJ系統であったが現在はK系統、本来日本にいない系統が90%と言われている、このK系統がとても問題がある。
日本ミツバチの飼育者の方がヘギイタダニに関心を持ち対処すれば結果として生存率や春先のアカリンダニによる被害は減るのかもしれない、当地区は比較的冬は短いので、比較が出来ない。
こんな感じでよろしいでしょうか。
2024/6/13 17:51
ミツバチ研究所さん、申し訳ありません。書いてある内容が、私にはわかりそうでわからないのです。
そもそも論で、どの学者も効果があると認めているLメンソールについて、研究者の記述が、中途半端な結果で終わっている。普通の動物用医薬品は匂いが残れば、残留しないような期間をおくが、残っても問題がないものであるのに、いやあることが災いとなってか、それ以上進まないのか?
中央官庁の者に、Lメンソールがアカリンダニに効果がある動物用医薬品として認められれば、食品添加物として(安全性が確認されるなら)蜂蜜におけるLメンソールの含有量が規定されるはずだと伺っています。でも、動物用医薬品として認められてもうかるのか? 届出伝染病だが、届けられている数が少なく、そんななか、申請する企業があるのかが疑わしい。
私は許可されれば使いたいと考えていたので、いつも、こんなところで終わっています。
ありがとうございました。
2024/6/13 18:54
Karuizawa Basicさん
よくわからないが、結論はメントールを使いたいのですね、法は別としていろんな方が使用しているが、効果が期待できないのが実情ではないでしょうか、学者の話は効果を示唆しているだけなのでは?又海外での実験とは湿度温度も違うので同じ効果は得にくい、アビバール、アピスタン、チモバールも使用に際し気を使います。
薬剤申請は早くて3年ですね、現在申請中の物は無いようです。
2024/6/13 20:37
ミツバチ研究所さん、いろいろ調べてくださりありがとうございます。
メントールは、コーデックスの中に、害虫や疾病対策として、使用が認められています。
https://www.maff.go.jp/j/syouan/kijun/codex/standard_list/pdf/cac_gl32.pdf
だから、日本でも利用を阻害しないと考えています。ただし、動物性医薬品は必ず申請が必要なので、まずどこかが申請しなければどうしようもない。私の住んでいるところの薬品メーカーの方は、手続きに要する費用から考えて、売れる見込みがなければ申請はないでしょうといわれました。
動物用医薬品として認められ、蜂蜜におけるLメントールの残留値が規定されることが第一歩だと考えています。
まあ、こんなところです。
私が今やっていることは、4つある飼育場所に分散してミツバチを置いているということで、蜂の導線などは一応気にして、距離をとったり、群れ同士を遮る木を用いること、巣門は1面にするといったことを行っています。
以前から、夏場はアカリンダニは出ないのではないかという書き込みが気になっていたのですが、ヘギイタダニの亜種、今までとは違うものが出現しているということですね。
私の群れに異常が出たら、家畜保健衛生所で調べてもらうようにします。
2024/6/13 22:40
Karuizawa Basicさん高温期のアカリンダニは出ないとは小生言っていなくて、アカリンダニが増えても影響が出ないので物理的にアカリンダニによる被害は出ないと言ったのでした。
都市伝説として、Kウィング、子出し、下痢など異常行動がアカリンダニが関係・・・根拠が薄いです。
2024/6/14 19:45
2024年より、本格的に畑作を行うことになりました。1haの土地と25mのハウス、管理機とマルチャーを用意し、トラクターだけはレンタルです。いろいろと便利かと思...
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今更聞けないような事を、初心に帰り相談させていただきたいと思っています。 体と相談しながら無理なく、質の良いミツバチの飼育を目指したい。 2024年春はダニが多...
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