投稿日:1/2 00:00, 閲覧 90
アシナガバチたちが営巣終期まで平和に暮らすのはなかなか大変で
単独営巣期に創成女王が不慮の事故で亡くなったり
営巣途中メイガなど寄生蛾にやられたり
また、ヒメスズメバチに幼虫食べられたりして
中途で放棄される足長蜂巣も少なくありません。
今回修復した巣は、いたずらっ子によりサッカーボールを投げつけられて破壊されたものですが
右下にある巣と比較してこんなに巨大になって営巣終期を迎えたものです。
文旦みかんの皮を剥がして元に戻すように拾い集めた巣片を組み合わして原状復旧してみました。
巣中心の巣柄周辺は軒下営巣場所に残ったままなので空洞になっていますが、8月時点で左の一般的普通の足長蜂巣と比べてわかるとおり巨大(写真右)です。
子供たちによって壊されるまで沢山のアシナガバチが付着していたのですが、それでもメイガの寄生がありスムシ害を受けた蜜蜂巣みたいに蛾の繭が巣くっていました。
皆さんの周りで残っているアシナガバチ空き屋がありましたら画像付きでその大きさを回答いただけませんでしょうか。
またその際にはメイガの寄生状況など分かると有難いです。
ハッチ@宮崎さん こんばんは。うちのカフェの入り口にあるローズマリーの茂みは、アシナガバチに毎年気に入られ、営巣されてしまいます。お客様の安全を考えて、いつも、チョッとだけ殺虫剤の臭いをさせたり、下段の水かけと一緒に、水を掛けたりして、追い払っています。
この夏も営巣してしまい、時々ローズマリーから飛び出すので、水シャワー攻撃を何度もしました。いたずらっ子じゃなくて、家主が追い出してしまいました~(;^_^A それが、先日、隣のジャカランダの藁囲いをした際に、コロンと落ちて転がって来たのを思い出し、今計測してきました。
直径9cmでした。未だしっかり営巣しない内に、追い出したようです。ゴメンね。。
中央には、蓋掛けされた育児房?がありますが、見捨てて逃げちゃった。。。
寄生はされる暇も無かったのではないかと思われますが、チョッとそこは素人で不明です。
ハッチ@宮崎さん、こんにちは。
昨年日誌にアップさせてもらった群は、トウロウ群すぐ脇の分蜂集合板に巣を造り始め、私が移転しました。 実は別のアシナガバチの巣が、このトウロウ群巣箱の2mほどのキャラの木の枝下にできていて、この巣は 移動は困難なため、即時撤去しました。 --- どこかへホカしたのですが、昨日葉が落ち切ったドウダンツツジの小枝の中に見つけました。
7cm x 8cm ほどの巣盤で、わずかにシマメイガの寄生痕が見られます。寄生初期に私が撤去してしまったため、それ以上進まなかったのかも?ですね。
いずれにしても 2つの巣が共にこのトウロウ群巣箱の間近な場所に造られたことは、単なる偶然とは思えませんでした。 ちなみに このトウロウ群の巣箱では、これまで滅多に見れなかった「ヒメスズメバチ」が張り付いているのを目撃しました。 その後しばらくしてから ふと思ったのですが、アシナガバチは 生垣や 枝葉が密集した庭木によく巣を造りますが、そういう環境がとにかく好きな訳ではなく、スズメバチが警戒する人間の生活圏を優先に選んでいるのでは? という以前からの考えに加え、ニホンミツバチの巣箱の近くに営巣すれば、(ヒメ)スズメバチが来た時に、そちらでの狩りに夢中になって、自分たちの巣が襲われなくて済む可能性があるからでは? と。
ニホンミツバチの巣のすぐ近くにキアシナガバチが造巣した事例はもう1件あります。 9/01にハナニラ群の巣箱脇の椿の樹の枝下(しっかり巣箱に向いた側 2mの距離)に造られた巣盤を見つけました。 この時すでにキアシナガバチの姿は無く、巣は撤去・破棄しましたが、以下の写真が残っていました。
改めて今観てみると、シマメイガに完全にやられてしまっていたことがわかりました。 巣盤の大きさは 最初の写真のものとほぼ同サイズだと思います。
以上は あくまでも体の大きい「キアシナガバチ」や「セグロアシナガバチ」の話で、同じアシナガバチでも、体の小さい「フタモンアシナガバチ」などは、『何故こんな所に巣を?』ということが多いですが、「キアシナガバチ」や「セグロアシナガバチ」も外敵となる身の上では、「スズメバチ」を含め、全ての外敵が人間と同じように『思いもつかない場所に営巣する』というのが 戦略なんでしょうね!?・・・ 逞しいですね。
今年は、ニホンミツバチの巣箱の周辺を注意深く探せば、アシナガバチの巣を効率的に発見できるかも? と思っています。
1/2 18:16
1/5 14:38
れりっしゅ
千葉県
南房総鴨川でティーハウスをやってます。初めての巣箱を2021年3月中旬から設置し、漸く3年経ったばかりの駆け出しです。専門用語も殆どわからず、兎に角試してみよう...
ハニーエイトマン
埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...
ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...
ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...
レリッシュさん、こんばんは!
回答ありがとうございます。
とても参考になります。
通りに近いと一般の人は怖がりますから嫌がらせして巣放棄~転居いただくことは仕方ないですね。
我が家では玄関隣に収容した保護巣を配置していますが、特に問題なく営巣継続します。
1/2 21:04
ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...
ハニーエイトマンさん、こんばんは!
小学生の頃に見たアシナガバチ巣はいづれも軒下など人の目につくものばかり、ツツジ生け垣の中や堤防低い草むら低い位置に造られたフタモンアシナガバチ巣は草枝が込み入っていた印象があります。
しかしそもそも目に付かない場所は見付けることが出来なかったでしょうから今回の回答とても参考になります。ありがとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。
1/6 03:19