投稿日:6/27 18:16, 閲覧 229
6月27日
獣害対策の話し合いの後、メンバー全員でミツバチの世話の手順を確認し、作業に入る。
給餌しながら様子を見ていた娘女王群は、残念ながら空巣となっていた。
巣板を確認したところ、中央部育児巣は大半は羽化していたものの、一部蛹はミイラ化。
新しいハニカムにはまったく産卵の形跡がなく、おそらく転地した時点から女王の産卵がストップしてしたようだ。
巣箱の移動と飼育環境の変化(気温が6℃くらいは低い)が、新女王には大きなストレスとなったのが原因と考えられる。日本ミツバチのデリケートさに驚いてしまう。
母女王群は、予想通り夏分蜂したようで蜂数が減少していた。残念ながら、近くに置いていた3つの重箱式巣箱に入居しておらず、新天地へ旅立ちした模様。
27日の写真は継ぎ箱した後、巣板は見える状態に、給餌した花粉パテの減りも少なく、明らかに働き蜂の数が減少していた。
しかし、働き蜂の巣箱へ出入りは活発で、花粉を持ち込む働き蜂もかなりいる。蜂数減少したので、すのこの上に糖水給餌をしておいた。
夏分蜂近しと予告していたが、巣箱を置いている場所は母屋の裏庭なので、家主は気づかなかったとのこと。
心配なのは、新女王がきちんと交尾できたのかどうか?自群のオスとも交尾するとの話も耳にしたものの、飼育場所近辺にはニホンミツバチの生息数は少ないので、非常に心配している。
ホオジロハニー
兵庫県
最初は六甲山ではじめ、アカリンダニで全滅。その後千葉外房の親族の別荘で入居し、通い養蜂をしています。 ニホンミツバチは毎年新しい発見があり、面白いです。