おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。
投稿日:2024/8/22 19:35, 閲覧 308
下の写真は金属でできた1斗缶の中に営巣した日本みつばち。
私の潜在意識・感性では日本みつばちは樹木の洞に棲んでこそふさわしい!
これからの養蜂を樹木洞を止めてハチノスツヅリガが生息できない?材料の巣箱にするかと云う事ではない。
しかしながら木材で創られた巣箱にはハチノスツヅリガが潜り込み、潜伏し、時が来ると出没するのではないかと妄想した。
檜群の巣箱はこの丸洞を再利用している。
長らく白樫群(乱暴に放りこんだ群)を養蜂していた丸洞。
消滅理由は確認していないが消滅した。
チェンソーだけで加工していくと至る所にチェンソーの切り傷跡が見える。
ここへハチノスツヅリガは潜り込むのだ。
再利用しようと内部をみるとハチノスツヅリガがチェンソーの傷跡を心地よい住処にして潜り込んでいた。
この蛾は綿のようなものを作りだしその中で暮らしている。
ドライバーなどでほじくりだすにも結構大変だった。
これでは日本みつばちの能力では蛾を退治できないだろう。
チェンソーで内壁を丹念に削り直してハチノスツヅリガが潜り込んでいないと確認するまで綺麗にした心算でいる。
生き物たちの森の待ち受け箱(内寸262cm正方、板厚24mm)の重箱に天然入居していたのをこの丸洞の上に置いた。
天然入居は6月末と想定している。
群が育ってきたのを見計らって、簀の子を入れた。
簀の子の位置は重箱から30cm位、下に取り付けた。
ところが簀の子にはスムシの糸が巻き付きだしたのだ。
このスムシ(蛾)はもともと丸洞の傷跡に潜伏していたのか、そうではなく新たに外から普通に入ってきたのか?
明るい所へ取り出すとこんな状況だった。
清掃して再度の取り付けはタイミングを見て行う。
木材巣箱はワバチに喜ばれる筈なのに、一方天敵のハチノスツヅリガにも攻め場を与えている。
まだまだ考えが足りない。
以下は私の作品ではない。私にはこのような精巧な作業をする心算がない(大雑把人間)。
作品はfishiernslさんのもの。
作品はfishiernslさんのもの。
観察窓が付いている。
天板も底板も自然巣の勾配に習って角度調整してあるので水平ではないとの事。
下にも簀の子が見られるがこのスタイルは「巣板方式」とおっしゃられている。
作品はfishiernslさんのもの。
観察窓はスムシ早期発見だったような~? 確かに巣枠式でなくても早期発見はできそう!
この日誌のポイントは材質は木材で良いのか?
ハチノスツヅリガが潜り込めない方式?
caiさんはアルミで防御しておられた記憶がする。
2024/8/22 19:51
cmdiverさん おはようございます。
林道東群にしろビワ群にしろ巣板が大きくなっていたのにもったいないですね。
沢山の内には消滅してしまうものもいると言うことでしょうか!
まだ、暑いですか?
こちらはちょっとづつ秋の気配ですよ。
台風が来る度に涼しくなってオオスズメバチが来ます(泣き笑い)
2024/8/22 23:41
おっとりさん,
アルミは巣門と高床の柱とかで、スムシ対策は70ステンメッシュです。w
塹壕の様なもんで、そこまで前進して潜り込めば攻撃を受けないってのが蜂が入れない4mm以下の隙間だと思ってます、先ずは塹壕、外堀も内堀も埋めると。
考え方は最初に二つ、共存か排除か。巣板にまで来なければヨシとするか、中に入らせないか。要は防衛線をどこに設定するかですが、ウスグロは兎も角、ハチノスはどうやら潜行(穿孔)できるとのことで、これは厄介です。その対策は、
・重箱の間に70ステンメッシュを敷く(上下動遮断)
・(内面か)中空構造内側に70ステンメッシュを仕込む(内部侵入遮断)
<<おさらい>>
70ステンメッシュとは、材質はSUS304などで錆びない、線径(針金の太さ)は0.12~0.15mm、目の広さは1インチに70個、つまり25.4mm/70個 = 0.363ピッチ針金の太さを引くと0.243mmの目開きとなります。
只、表面を正面突破してくるのは、蜂に頼るしかないので、できることは塹壕を与えないくらいです。
又、高床にしておいて、巣屑を下に落として貯めてスムシをそちらに引き寄せ、例えば外壁なんかに産卵させる機会を奪い、孵化しても巣板までは遙か遠い道のりって作戦もありです。(概ね、蟻ンコの餌になります)
自然巣が墓石に多く作られたり、masaXさんの70メッシュ天板(自然入居限定だそうです)の実績から、人工物か自然にあるものかの判断は蜂にはできないと言って良いと思います。唯、住居要件に合うかどうかだけなんだと思います。優先順位は分蜂こそが目的でそれを阻害する驚異の確率だとすると
①内部空間の広さ(分蜂できるまでに増やせる広さか)
②巣門の大きさ(スズメバチが入ってこれないか)
③蜜源からの距離(これは下手したら1番かも)
④風通し(蜂蜜醸成)
⑤湿気(蜂蜜醸成)
⑥断熱性(越冬)
内部を蝋付けしちゃうことからも、材質の吸湿性なんかは無視してる気がします。杉だろうがサワラだろうが関係無い気がします。野生での環境を考えると原生林を基本に考えれば棲息域(標高)から考えても針葉樹でなく広葉樹の方が多い筈です。杉は人間の入手性と加工性からのものであって、蜂本来の住処ではない、馴染みないけど、全然問題無い、いけるいける程度のものでしょう、恐らく一斗缶も評価的には同じ様なもんだと思います。但し、一斗缶は納屋とかの断熱構造が外側にあることが前提です。そのまま外にあったのでは断熱性能が低過ぎます。それさえクリアすれば、すっげ、全く空気が洩れないね、塞がなくて良いから楽ちんだねの様な評価だと思います。
又、②にも関係しますが、杉は柔らかくてスムシが穿孔し易かったり、オオスズメバチが巣門を囓って広げたりにも適していて、ホントは不安に感じてる気もします。桜とかは固いよねぇ、樹液で固めるしねぇ、その点、墓石は湿気以外は完璧な住処ですよね。都合の良い巣門が開いてないとどうにもできませんが、、、
2024/8/23 00:44
おっとりさん こんにちは。
蜂娘が出入りできる隙間がある限り、ツヅリガは入れると思います。然程、大きくないので、蜂娘の通れる隙間は通れちゃうと思うからです。
内在もしてますけど、入っても来ます。
よく箱の隙間から卵を産むと言われますが、底板の下に卵を産み、底板の隙間から、極少幼齢虫は歩いて入れますもの。
うちの枝垂桜群の場合は、底板の部分にスムシの繭袋が少しできます。多分、上には上がって居ません。蜂がいっぱいで阻止されているようです。
それを止める為か、蜂は、底板を蜜蝋のような物質でドンドン固めて居ます。お掃除の時に、引き抜けない程塗りこめられている時もありますよ。
金属缶で、蜂娘が良いよと言えば、そこで住んだらイイかと言うと、何とも言えませんね。だって、蜂娘の出入りする隙間はどこかに作るのですし、巣板が出来上がれば、それがスムシの餌になりますし。。。
外来種スムシ(ハニーワーム)の餌には、ふすまと蜂蜜が必須のようです。
ハニーワーム養殖界では、ハニーワームは、蜂蜜も食べる事が通説のようです。スムシももしかしたら、蜜蝋だけじゃなく、蜂蜜も食べてるのかしら??大きな疑問です。 勿論、木も食べますよ。でも、好むのは、木が主流ではない。そんな感じのようです。
2024/8/23 01:35
れりっしゅさん いつもありがとうございます。
スムシ問題ははっちゃんさっちゃんがコメントしていましたが、ウスグロは巣箱の中にどば~っと1か所に産卵するとか!
ハチノスツヅリガは10か所位、線状に産み付けて、それも巣箱の外の時もあるとか? でしたね。
ウスグロとは共生できそうだけれどもハチノスツツリガが強敵ですね。
養蜂は考える(調べる)事が多すぎて楽しいですね。
会社勤めの時とライフが様変わりです。
コメントをありがとうございます。
2024/8/23 03:20
caiさん こんにちわ!
自然巣レポートに詳しいartemisさんの日誌によると杉の洞にも自然巣がありましたが樹種は色々でした。
おっしゃるように杉は入手しやすいのと加工がしやすいと言う事で納得です。
日本みつばちは人工物だろうが自然にできたものであろうが利用できるものは利用できる期間だけ利用すると言う事で生き延びてきたんですね。
たまたま私は杉林を購入してしまったので杉がいっぱいありますからこれからも杉が主体でしょう!
ハチノスツヅリガ対策は内検しやすい巣箱を創ると言う方向でやっています。
本来、日本みつばちには干渉し過ぎはしないと言うのが正しいでしょうが、それも程度問題で面倒を見ていきます(過干渉する)。
色々ありがとうございます。
2024/8/23 03:43
ハチノスツヅリガ対策に蚊帳を下げたらどうでしょう?
上から吊れば、ほんの少しでも巣箱から離れていれば
奴さんは巣箱に直接とりつけません。
目が十分に細かければ(0.3mmとか)唯、被せるだけでも良いかも。
裾を巣門にもってくとかで、兎に角、巣門以外を
蚊帳でガードすれば、産卵したきゃ、巣門から入って
中に産むしかない、その場合、恐らく手薄な底板付近とかに
なるので、対策がし易い。
皆さんがスズメバチ対策で網を被せてるのを見て
思い付きました。
幼虫は穿孔できますが、成虫は穿孔できません。
多少建て付けが悪くても、蚊帳でガードすれば
全ての出入りを巣門に限定できます。
2024/8/29 05:55
caiさん こんばんわ!
良いですね! 良いですね!
巣門以外は蚊帳で完全にガードできますね。
夜間でも護衛が巣門の内外でガードしていますからかなりの効果があると思います。
外板から少し離すところがポイントですね。
蚊帳でなくともハチノスツツリガ・ウスグロが入れない細かいネット(材質問わず)で行けそうですね。
確率は低いと思いますがハチノスツヅリガは蚊帳に卵を産んで、卵が幼虫になってから蚊帳を伝わって上からか、底からか巣箱に忍び寄る事が考えられます。
スムシの小さいのがその技(習性)匂いで方向を迷わず巣箱へ近づく恐れが推測されます。
やってみないと分かりませんね。
ご提案ありがとうございます。
ハチノスツヅリガの産卵の事例、蚊帳だとどうなるか?
2024/8/29 07:52
おっとり
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ワバチが棲みたくなる洞をつくる。
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年寄りのボケ防止で色んな事に失敗しても挑戦しています。
れりっしゅ
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南房総鴨川でティーハウスをやってます。初めての巣箱を2021年3月中旬から設置し、漸く3年経ったばかりの駆け出しです。専門用語も殆どわからず、兎に角試してみよう...
cai
神奈川県
ニホンミツバチの観察が目的の飼育で野生蜂への巣箱提供と云うスタンスです。分蜂(繁殖)を優先し、採蜜や管理は極力行わず、代わりに手間要らずの巣箱を日々考えてます。...
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