投稿日:9/16 07:53, 閲覧 123
9月16日
ひと月ぶりに巣箱の様子見と、メントール補充と給餌のために友人宅に置いてある巣箱を見に行った。
なんと入り口に、オオスズメバチが群がりミツバチの出入は全く無い。聞けば4日前には、オオスズメバチはこんなには居なかったとの事。
給餌どころの話でなく、30分近くメンバー4人全員が捕虫網を持ち、巣箱から出てくる、周囲から飛来するオオスズメバチを次々に捕獲して踏み潰して退治する。30匹以上は退治。一部はネズミとりにつけて、近くの空巣箱の上に置いておく。
ようやく巣箱回りのオオスズメバチがいなくなったところで、巣箱に近づく。底の金網の下の台紙には、働き蜂の死体が山積みとなっていて、世話人全員ミツバチは全滅かと不安になった。
金網付き底板を引出すとオオスズメバチの死骸も2つ程あり、働き蜂たちが壮絶な戦いをしたことがわかる。
下の覗き窓から巣内を撮影。
巣箱は15cm3段の下に7月に20cm高さの巣枠をセットした継ぎ箱をしていた。巣枠部分に造巣はないが、ミツバチは巣枠上端にへばりついている。恐ろしくて籠城しているようだ。もし巣枠が無ければ、被害はもっと甚大だったかもしれない。
続いて上蓋を空けると、薬箱にもたくさんの働き蜂がいる。花粉パテ、ショートニングパテに糖水を給餌。メントールもほぼなくなりかけているので、補充して蓋をする。
作業中に来たオオスズメバチは、全て捕殺しておいた。
スズメバチ対策巣門は上部がかじられて突破され、巣箱の巣門は7~8mmで巣内侵入されたようだ。このままだとまた同様の被害が出るため、手近にあるもので侵入阻止の対策をすることに。
巣門は高さを5mm 程に狭めるために、上部に3mm厚のアクリル板(金属板が無く)を取り付ける。
階段状のスズメバチ対策巣門は、かじられた箇所を狭めるためプラスチック板を取り付けた。
作業が終わる頃には、ミツバチはオオスズメバチがいなくなり安心したのか、巣門から激しく出入りするようになった。
汗だくになりながら、全員で"全滅してなくて良かった"と胸を撫で下ろし作業終了。来るのが数日遅ければ、取り返しがつかない状態になっていたかもしれない。
まだまだ油断できず、なんとか越冬まで持ちこたえてほしい。
オオスズメバチに殺された働き蜂の1部は持ち帰り、アカリンダニ検査したところ、ダニの感染は認められずそれも一安心。
ホオジロハニー
兵庫県
最初は六甲山ではじめ、アカリンダニで全滅。その後千葉外房の親族の別荘で入居し、通い養蜂をしています。 ニホンミツバチは毎年新しい発見があり、面白いです。
papycomさんへ
状況を見るに、オオスズメバチは自分の縄張りとする寸前の状況でした。4人がかりで緊張した中の駆除でしたが、幸い人に対して攻撃してくることはありませんでした。
巣箱の置いてあるそばの建物は、普段人が利用している施設なので、放置していたらもっと危険な状況になったと思います。その場合には、おそらく巣箱全体を殺虫剤で処分することになっていたでしょう。
トラップの増設を知人に頼んで置きました。まだまだ安心出来ません。
9/16 22:23
ホオジロハニー
兵庫県
最初は六甲山ではじめ、アカリンダニで全滅。その後千葉外房の親族の別荘で入居し、通い養蜂をしています。 ニホンミツバチは毎年新しい発見があり、面白いです。
ホオジロハニーさん おはようございます。
大変なことになっていましたね。でも、捕虫網での捕獲は、危険を伴いますのであまり、やらない方が良いと思いますよ。オオスズメバチが集団しているということは、既にその巣箱が標的として認識しており、自分の縄張りとして反撃してくることがあります。
ほんとうに刺されなくて良かったです。
ミツバチ達にはかわいそうですが、巣箱の中まで入っていたようですのでこれからも飛来することでしょう。ネズミ捕りシートなどでの対策も有効です。
それにしても籠城して内部での壮絶な戦いの後が凄いです。
9/16 21:47
papycom
栃木県
会社を退職し、自由気ままな生活ですが、巣箱からの蜂の出入りに 癒される毎日です。2019年から養蜂スタート。 2024春 ダニや女王蜂不良で飼育群全滅 0~のス...