投稿日:10/28 07:46, 閲覧 266
日本蜜蜂に興味を持っていらっしゃる方のお宅兼仕事場にお邪魔しました。自宅から約20km離れた標高300mほどの中山間地です。写真を撮るのは控えました。
蜜蜂についての知識は全く無く、近くで飼育していらっしゃる方がいて、見よう見まねで始めたいようでした。「蜂蜜を期待して飼育しては駄目ですよ。」「まず1年目は越冬群を育てる事です。」「次の年の春分蜂が終わって1ヶ月してようやく春の採蜜です。」「貯蜜があったら儲けもの程度で取り組んでください。」などと、『本県版の養蜂ガイドライン』『養蜂GAP導入の手引書』を渡しました。
日本蜜蜂の飼育書籍などを勉強しつつ、来年の待ち箱設置に向けて取り組むようです。
そうしたお話をしていたら、蜂友から「お久し振りです。ちょっと見に来てもらえませんか?」の連絡で、帰り道に2群をチェックしました。
1号群は、私の巣箱と同形状なものを自作されています。5段重箱で継箱しないといけません。
巣門近くまで増群増巣していますが、巣板の一部が丸見えなのが気になりますね・・・。
2号群は、この春に嫁がせた群です。夏分蜂してしまい3段重箱のままです。
蜂友「今日は寒いので出入りが少ないね~」と言ってましたが、巣門を開けてガックリ。スムシの食害で巣落ちしています。
落ちた巣板を片付けて確認すると王台跡がありました。
跡取り女王蜂は交尾に失敗して無王群となり消滅したんでしょう。残り蜜を盗蜜に来ていたちびっ娘達を観察して、蜂友は元気に活動していると思っていたんですね。残念でした。
今日は寒く小雨模様なので、近日中に1号群の継箱と採蜜の可否や冬支度準備、2号群の解体とリホームのお手伝いを約束しました。
なかなか思うようにうまく行きませんね~。
どじょッこ
島根県
日本蜜蜂に興味を抱いた頃、2006年に地元神社の狛犬土台(石垣)に栄巣していたちびっ娘達が殺虫駆除され、近隣2ヶ所の自然巣も同様に処分されました。 日本蜜蜂でも...