蜜蓋の掛かった巣枠にヘギイタダニは寄生するのか？

投稿日：2023/7/4 19:53, 閲覧 422

採蜜群の最後の採蜜を控えて、蜜枠を沢山残して、夏の餌不足群へ給餌しようかと思っていますが、ダニが移る事はあるのでしょうか？

回答

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こんばんは、ykさん！

繁殖のためには巣房内に育つ幼虫蛆が狙いなので、蜂体から離れたミツバチヘギイタダニは蜜枠の巣房や蜜蓋された部屋の中で息永らえるとは思いません。

回答

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こんにちは。ミツバチヘギイタダニの目的は幼虫と共に房内で繁殖です。蜜房でながらえる事は出来ないので蜜枠を残し給餌に使えますよ。

ただ雄蜂切りした育児枠は房内にヘギイタダニが残ってる事も考えられます。一旦冷凍にされると安心ですね。巢脾に潜むスムシ幼虫も駆除出来ますから。

回答

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ykさん　ヘギイタダニの生涯は、育房での繁殖と成蜂への外部寄生の二つに大別され、前者を「繁殖期」後者を「便乗期」と言う。防除の観点から重要なことは前者の繁殖で、これは育房で行われる。・中略・「創始者」となる交尾済みの雌ダニは蓋掛け直前の巣房に入り込み、蓋掛けから約70時間前後に無精卵を産み、以降約30時間の間隔で4～5個の有精卵を産む。前者からは雄ダニが、後者から雌ダニが産まれる。雌ダニは130時間をかけて成熟し、先に産まれ成熟した雄ダニと交尾する。ミツバチの蛆が成虫になり出房する際、雌ダニも同時に出房する。出房すると雄ダニと未成熟の雌ダニは死んでしまうが、成熟した雌ダニは他の蜂の外部に寄生を始める・・・。東繫彦著『ミツバチのダニ防除』より抜粋