巣板の利用に関して　残った状態での入居は有るのでしょうか？

スムシの卵が産み付けられているかもしれないこと、巣にカビが生えているように見えること、により巣は完全に切除し、箱内に炎をあてて微小なスムシと卵を駆除した方が良いと思います。蜂が古巣を再利用することもありますが、蜂は巣が古くなると巣を棄てて転居します。古巣を残せば転居を早めることになり兼ねず、残すことにメリットは無いと考えます。

私なりの経験ですが、ちびっ娘達は綺麗好きでリホームが大好きです。先住者が作って使った巣板は、病害虫の巣やカビていて不衛生なので、スムシが掃除して巣板が落ちるか除去されないと、なかなか入居してくれません。

綺麗に掃除されることをお勧めます(^-^)p

西洋ミツバチの入居要件の一つに古巣板が残っていること(「ミツバチの生態学」(ﾄｰﾏｽDｽｨｰﾘｰ著)より) があるのですが、

日本みつばちでは巣板が残っている状態の巣箱への分蜂群入居はこれまで経験がありません。

日本みつばちは越冬明け古い巣を噛み落とし新巣を造成して産卵育児をすることや、泌蝋能力が高いことから古巣に固執することなくむしろ巣脾を更新する性質が強い傾向がある様に思います。

おはようございます(^-^)/  巣板は取り除いて下さい。以前に巣営していた形跡があればOKですね(^-^)/  スムシの卵が有るかもしれないので、バーナーで軽く炙ると良いと思います(⌒‐⌒)