投稿日:2023/9/23 20:37, 閲覧 494
日本ミツバチの養蜂者にとっては、スムシによる被害を最小限にする事が重要で大きな課題でもある。先人たちは知恵を絞り、色々なスムシ対策を講じているが、これといった有効な対策は無い。むしろ、蜂との共生関係にあると言われ、有効な対策は、蜂を強群に育てあげる事が重要であると結論付けている。此のことは、巣の表面が蜂さんに覆われて、スムシが巣の内外面に侵入するのをガードし、その結果として、スムシの被害が少なくなると理解している。今回、スムシの成虫であるハチノスツヅリガが卵を産む、産卵管の動画の撮影に成功したので、皆様にご紹介させていただきます。産卵管が出たり入ったりして、隙間に卵を産むと思われます。この産卵管の大きさは画像から推定すると、長さが3mm、先端太さが330μm程度である。交尾を終えた雌成虫は夜行性のため夕方、巣箱の隙間や巣箱内に侵入して、卵を産むようです。私は養蜂始めた当初は何も知識がなかったため、隙間に対する、養生等は一切しておりませんでした。案の定、天板や巣箱の中に穴をあけられた事や巣板内に入り込み、蜂蜜や花粉を餌として、巣を食い荒らされ、がたがたにされ、また、黒い粒状の排泄物が至る所にありました。また、白い繭状の物が張り巡らされて、中にスムシの幼虫が、かなりの数が育っていました。現在でもスムシの被害はありますが、以前ほどは多くなく、改善されています。私がとった主な対策は、上部天板と重箱のつなぎ目はガムテープでシール、各段の重箱の継ぎ目間もガムテープシールとした。次の対策は地下1階部分を設ける。勿論、底板は無しで、上から下まで、空間となっている。したがって、巣屑等はすべて、底に落ちていく。イメージ的には底板付きの重箱1個分程度の高さの物が地下1階にあり、この重箱の隙間に卵を産ませる。ここで巣屑を餌としてスムシを成長させ、この屑の掃除と一緒に定期的な内検でスムシを排除し、巣板への被害を最小限にする事とした。全群を強群に育てあげるのは難しいので、弱群については、こまめに、内検して、スムシ被害の兆候が感じられたら、2,3日と置かずに、早期に、巣板を削り落とすとか等の対策をお勧め致します。中々、スムシ対策は厄介ではありますが、少しでもお役に立てればと思い、私案を述べさせて戴きました。
昌ちゃんハッチ
千葉県
自宅の庭に置いた重箱式巣箱に自然群が入ってくれました。此をきっかけに、養蜂をはじめ7年目になりました。現在は日本ミツバチ重箱式30群、巣枠式1群を飼育しておりま...
いつも、みなさんの、お知恵を拝借させていただいています。感謝感激です。(^^)/~~~ 新たな事実や発見を取り入れ、データや経験や勘とすり合わせながら、良い方向...
昌ちゃんハッチ さん
ちょっと キモ珍しい写真 ありがとうございます。(*^。^*)
2023/9/23 20:58
スタートは養蜂をしたくて始めた訳ではありません。 どちらかと言うと自宅へ毎年何回も分蜂して来るので仕方が無く養蜂を始めました。 敷地内古墳から自然巣からの分蜂入...
こんばんは(^^)
お疲れ様です^^
あら面白い動画が撮影出来ましたね!
こう言うのは個人的には好きですw
この産卵管から巣箱の隙間に大量に産卵するのですよね…
産卵して居る所も見てみたいですね〜
解剖されたら面白いかも…
2023/9/23 21:04
昌ちゃんハッチ
千葉県
自宅の庭に置いた重箱式巣箱に自然群が入ってくれました。此をきっかけに、養蜂をはじめ7年目になりました。現在は日本ミツバチ重箱式30群、巣枠式1群を飼育しておりま...
yamada kakasiさん
コメント有り難う御座います。そうですよね!アップするの躊躇しました。
2023/9/24 05:10
昌ちゃんハッチ
千葉県
自宅の庭に置いた重箱式巣箱に自然群が入ってくれました。此をきっかけに、養蜂をはじめ7年目になりました。現在は日本ミツバチ重箱式30群、巣枠式1群を飼育しておりま...
Michaelさん
おはよう御座います。コメント有り難う御座いました。Wikipedaによると、産卵数は雌1個体あたり、平均で1000個だそうです。雌の成虫の寿命は気温が高くなる程短命のようです。ちなみに20℃で19日、35℃で6日。今年は例年よりも少なくなっているかも知れません。
2023/9/24 05:32