投稿日:8/11 11:59, 閲覧 154
5月に強制捕獲した分蜂群を知人の庭に置いていたのですが、数日前から出入りがないと連絡がありました。スズメバチが来ているとも。
空になった巣箱を観察していると、飛来するスズメバチはコガタスズメバチ、チャイロスズメバチ、そして見たことがない大き目のアシナガバチ。地域で言うと里山のような森と宅地の境目のような場所で、竹林と擁壁を背にしています。うちの蜂場とは山一つ違うだけですが、まったくスズメバチの種類が異なります。
巣は一面巣門の重箱式、巣碑の全長はスノコから30㎝強、盛り巣はまったくなし、7月に夏分蜂しましたが、3カ月間の成長と考えると、ここはあまり蜜源が豊富ではなかったのかもしれません。ほんのりと蜜が発酵し始めた甘い香りがしていました。
巣碑は全体に明るい色でしたが花粉がほとんどなく、蓋掛けされた巣房が巣碑それぞれに10個ほど残っており、採蜜中に羽化したのが2匹。蓋掛けされたまま残された巣房を開けてみると幼虫もちらほら。
ただ、その巣房の周りもほとんど蜜を溜めており育児圏が少ない印象でした。
蓋掛けされた蜜房はスノコから6㎝程度、そのほかの巣房にもチマチマと全体的に蜜が溜まっており糖度が73%とかなり低めでシャバシャバ。巣箱を設置した場所の風通しが悪かったのかなと思ったり。逃去の原因は何かなぁ。
hexwax
東京都
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