投稿日:2023/5/4 22:26, 閲覧 912
初めての入居群、本日でちょうど3週間になりました。
本日見に行きますと、徘徊している子がおりました。
Kウイングは、はっきりとわからないのですが、左の前羽が立っているようにも見えます。
動画を撮りましたので確認して頂けないでしょうか?
アカリンダニ感染でしょうか?
(動画の中の1コマ拡大。左の前羽が立ってるような感じに見えますが…。)
確認できたのは1匹でしたが、巣門~巣箱の側面をちょっとウロウロしてる子も2匹おりました。
その後は巣門から中に入っていきわからなくなりました。
また、1~2週間後に、巣板と巣落ち防止棒の様子を見て、巣箱の移動も予定しております。
その時にメントールを。と思っていたのですが、明日にでも処方しても問題ないでしょうか?
現在、1週間前と比べ数が激減しております。
そろそろ誕生してくると思われますので増えると思うのですが。
または、メントールではなく蟻酸の方が良いのでしょうか?
(蟻酸は持っておりません。)
まだまだ初心者で分からない事が多いです。
先輩方、よろしくお願いいたします。
この時期に、アカリンダニによる拡大等の心配は有りません。徘徊している蜂は恐らく寿命を迎えた蜂です。蜂達は死を事自覚すると自ら巣箱を離れる行動をします。この蜂を目にされた事と推察しています。分蜂時に女王に随行する蜂すべてが新蜂では無く、生後3ヶ月以上の蜂も居ります。何もせずにただ見守る事でよろしいと思います。長年日本蜜蜂を飼っていますか、5月以降にダニのまん延で寄生・減少・全滅の実績も無く、蜂友からの連絡も紙面による記事を見た事も有りませんので安心下さい。通常分蜂して約25日頃までは一時的に分蜂時の蜂の数が寿命による死亡等で減ります。しかし、女王が健在て産卵する事で、新居で誕生する蜂達が24.5日以上経過すると目に見えて増加が確認できる様に成ります。(蜂の寿命冬は3~4か月夏は30~40日と言われております)
アカリンダニが居ると考えた方がいいと思います、メントールを入れても問題ないとは思いますが自己責任になります、ギ酸は使用したことがないので分かりませんがあまり薬に頼りたくはないですね。巣箱の移動は巣落ちさせないように注意してください。
入居後、3週間が経過すれば新しいハチッ娘が羽化し始めているため逃去する危険性は低いと思います。分蜂群の中には様々な日齢の蜂は居り、じきに寿命が切れる者も含まれています。アカリンダニ病を発症したか否かは、解剖して気管壁を顕微鏡下で確認しないと判りません。死期を悟った蜂は、巣から遠ざかり静かに逝きます。・・・徘徊する蜂が居るだけでは、アカリンダニ病を発症したとは、言い切れませんが、予防を兼ねて蟻酸の投与そするのも一考かもしれません。尚、劇物に指定されていますので取り扱える濃度の蟻酸をご紹介します。
アカリンダニは、ケタダニ亜目・ホコリダニ科・アカラピス属の極小のダニで体長は虫体、虫卵共に≒150μm。本種が、蜜蜂の気管に寄生して繁殖することで「アカリンダニ病」を発症し、ゲリ状の排便、後翅は閉じることが出来ずにKウイングとなり、飛翔が出来ずに巣箱の周りを徘徊する。多数が発症するとコロニーは、やがて消滅する。特に、秋から冬にかけて重篤化するが、蜜蜂の寿命に関係するものと考えられる。一年を通して予防と対策が不可欠です。
※1999年 家畜伝染病の届出伝染病に指定※
蟻酸の入手先:田中直染料店(蟻酸76%液)
検索:http://www.tanaka-nao.co.jp/shop/232-020-40.html
【 治療薬の作成 】
76%の蟻酸を50%液に希釈して治療薬として使用します。要領は30㎖の清水を撹拌しながら蟻酸60㎖を滴下すると約50%の蟻酸液が90㎖完成します。
※取り扱いは、ゴム手袋、メガネなどを着用し、安全に作業を行って下さい。
保管は、遮光瓶に入れて劇薬と表示して冷暗所(常温)で厳重に管理して下さい。
【 治 療 方 】
蟻酸(50%液)15~20㎖をトレイに敷いたキッチンペーパーに滴下し天井板と屋根蓋の間にセットして4~7日の間隔毎に(気温や湿度により蒸散量が異なる)蟻酸(50%液)10~15㎖を新しいものに交換する。
交換作業を7~5回くらい繰り返す※1クール※。概ね以上で終息します。
万一、回復しない場合には、もう1クール同じ要領で治療を実施する。
尚、採蜜は蟻酸臭が有る為、投薬を停止して1ケ月以上を開けて行うこと。
【 予 防 方 】
初回は、メントール5gをトレイに入れて天井板の上に置く。1週間毎に5gを追加し、最大量は25~30g迄とする。気温や湿度により蒸散(減少)量が異なる為、追加量は加減をする。採蜜をする30日前からと気温が上昇する夏季には使用量を控え、代わりにショートニングパテを用いると良い。
まつ様 お早う御座います❣️ 確定的な事は言えませんが、アカリンダニ症の可能性があります。
我が家の分蜂群で3週間程経った群れからも徘徊バチとkウイングの娘が確認されましたので、昨日、メントールを5g入れました。
メントールは、薬剤として認可された物ではありませんので、使用については自己責任となります。
しかし、私は、効果はあると思っています、
こんにちは。自分は障害の程度により立ち羽根になったり軽度のダニ寄生では回復基調見られる事の観察から当徘徊個体はアカリンダニ寄生受けてると思います。
少し前の日誌です。https://38qa.net/blog/329797
既に3年も4年も前になりますが他にも 立ち羽根 で検索されれば出ると思います。このワード自体も自分が言うだけで何方もおっしゃらないですよ。お聞きできて良かった。正面から見ると羽根が立ちコレでは飛べず徘徊するの当然でしょう。気管を見るとアカリンダニが充満。羽根が戻るのはダニが少なかったと思います。
自己責任は勿論ですがダニ駆除として認可薬剤以外は全て違法では。最近目に余ること多いです。安易にお薦めできないのでご注意ください。
因みにアカリンダニは小さいですが立派なダニ、感染では無く寄生です。
Kウイングと言われているミツバチの気管を顕微鏡で観察しても、まれにアカリンダニが寄生していることが見受けられる事があるので、関係性を示唆している程度ですね、次回見つけたら羽を元に戻してみるか、飛ぶかどうかの確認してみてはいかがでしょう。
ミツバチのダニ防除という本が農文協より出ています、ネットの書き込みも良いのですが、書き込みは思い込みや勘違いなどの意見もあり、見分けることは難しいですね
メントールは違法で、メントール臭い蜂蜜になり、時期も効果もかなり違う気がします、緊急性がないようなのでゆっくりご検討ください。
2023/5/5 12:12
2023/5/5 00:57
2023/5/5 06:18
2023/5/5 06:30
2023/5/5 15:15
2023/5/5 18:05
清.佐
福岡県
ポチ
長野県
会社員 男性 妻子有り
清.佐さん、はじめまして。
コメントどうもありがとうございます。
この蜂は寿命ではないかと。そういう事ですね。
そのお言葉で安心しました。なにせ、今年初捕獲でして、何もかも初めての事で少し焦っておりました。
ですが、メントールは予防も兼ねて入れておこうと思っております。
ありがとうございました。
2023/5/5 13:11
メントールは20.30gを固形(蓋付容器で湯煎、電子レンジで一度溶かし、取り出して常温に置けば出来ます)を置けば一年間追加もしなくても使用できます。アカリンダニの予防の意味をお伝えしますと、ダニが寄生した蜂が巣箱に戻った時気温が20~35度有るとメントールが気化しガスが巣箱内に有るのでダニは駆除されると思います。しかし、駆除された事実を確認する方法が無く、巣箱内にダニのまん延も起きないので、予防出来ているとの表現に留まっているのです。認識を新たにして頂けたら幸いです。
10月を過ぎると気温が18℃以下に成るとガスは出ませんのでメントールを入れていても駆除の効果は0%です。この時期からが群れの観察を頻繁に行い異常を感じたら即刻お湯+メントールを行う事が寛容なのです。
この時期のメントール投与効果は、スムシの原因である「蛾」の侵入を抑制する効果が有ります。メントール投与群と無しを比較すると投与群は圧倒的にスムシの発生が少ない事か分かっています。昆虫類はガスを嫌う傾向がある様に思います。
メントール消費を減らすには固形での使用がおすすめです。
2023/5/5 15:12
清.佐さん、詳しいご説明どうもありがとうございます。
大変勉強になります。
固形の状態の方が持ちがいいのですね。
スノコの上部の空間が15mmに作ってしまったので、改良するか良い容器を探して処方してみます。
どうもありがとうございました。
2023/5/5 16:05
niyakeodoiさん、
詳しく教えていただき、どうもありがとうございます。
手元にはメントールしかありませんので、まずはメントールから処方したいと思います。
蟻酸は注文して、いつでも処方できるように備えようと思います。
アカリンダニ病かどうかは、解剖してみないとわからないのですね。
いろいろ勉強になります。
どうもありがとうございました。
2023/5/5 09:49
niyakeodoiさん、写真付きでどうもありがとうございます。
木枠+トリカルネット、そしてヨーグルト400gの蓋。
なるほどです。勉強になります。
ありがとうございます。
2023/5/5 18:30
ポチさん、どうもありがとうございます。
やはり、いると考えた方が良さそうですね。
確かに薬に頼りたくはないですが、蜜蜂のためにも仕方ないですね。
2023/5/5 09:29
ブルービーさん、おはようございます。
やはり、可能性があるのですね。
はっきりしたKウイングではないのですが、「徘徊する=飛べない」という事ではないかと思っております。
メントールを早速処方したいと思います。
どうもありがとうございます。
2023/5/5 09:36
ネコマルさん、はじめまして。
ご回答どうもありがとうございます。
なるほどです。勉強になります。またゆっくり日誌の方も拝見させていただきます。
何もかも初めてで、知識ばかりが先走ってる状態で恐縮です。
どの地域でもアカリンダニがいるようですね。
こちらは愛知の東三河(奥三河)になります。
自然に分蜂した群ですが、ダニがいると思って間違いなさそうですね。
安易に蟻酸に手を出すのも、私の技量がまだまだですので、十分気を付けたいと思います。
どうもありがとうございました。
2023/5/5 16:25
ミツバチ研究所さん、はじめまして。ご回答どうもありがとうございます。
沢山の方からいろいろな助言をいただきまして、メントールはまだ処方しておりません。
本も出ておられるのですね。
検索しましたらありました。また勉強させていただきます。
それに、仰る通りこのメントールは違法のようですね。
ならば、アカリンダニ対策に合法な良い薬は無いのかと、素人ながら思うのですが、あればとっくに皆さんが使っておられますね。
とりあえず今は、「急いでメントールを。」というほどでもなさそうなので、ちょっと安心しております。
でも、いつでも処方できるよう準備はした方が良いかと思っております。
この群は少し離れた所にあるため、現在週一で見回っております。
今回、たまたま見かけたのですが、また同じような蜂さんがいれば、もう少し詳しくチェックしたいと思っております。
そしてその際は、日誌や疑問があればQ&Aでご報告したいと思っております。
どうもありがとうございました。
2023/5/5 20:04
まつさん
ごめんなさい、本の出版に関して、当方とは縁がありませんが中立な立場で書かれてあるので参考にはなると思いますので紹介しました。
アカリンダニに寄生され、気管支が真っ黒になっても花粉を集め活動していることはみなさんご存じだと思うのですが・・・
原因、誘引、要因と現象を解析すると解決の方向性が出ると信じています。
直接のアプローチでの解決できる糸口は少ないと思います、仮にメントールが効果があれば、アカリンダニの問題は解決されていると理解します。
西洋ミツバチからの感染との話ですが、西洋ミツバチでは問題になったことがない、このことが解決の出口の一つと思えます。
2023/5/5 20:36
ミツバチ研究所さん、どうもありがとうございます。
本の件については了解しました。
海外では、西洋ミツバチではメントールや蟻酸が登録されていると聞きました。
でも、日本ではまだ登録されていないから、違法という事ですよね。
私は畑仕事をやりますが、まるで農薬と同じような感じかな?と思いました。(後から追加で使用できる野菜等が増えてくることがあります。)
メントールの効果として論文も発表されているようですね。
おそらく研究もされていると思うのですが、早く公に解決して欲しいと思いました。
2023/5/5 21:49
まつさん
メントールの効果は、疑問ですね昆虫の論文は科学論文と全く異なる様です、後で訂正すればとの考えが前提です、結論を出すと次年予算なくなるのでは。
新薬許可は当分ありません、申請して認可まで5年かかりますからね
メントーにこだわらず別な方法が最も改善の近道だと思います
飼育されている日本ミツバチと、野生のミツバチではアカリンダニの寄生に差があり、高温期では影響はなく(物理的にミツバチに影響を及ぼすことは不可能)環境改善だけでも効果は大きいのかもしれませんね。
2023/5/5 22:58
ミツバチ研究所さん、おはようございます。
飼育と野生で差があるというのが気になりますね。
人が手を加えてしまうと。と言いますか、巣箱といい環境が良いのか、免疫力が落ちてしまうのでしょうか?
ならば、自然巣になるべく近づけた巣箱が好ましいのかもしれませんね。
そして、過保護になり過ぎないとか。
この群も野生の群のようですので、たくましく育って欲しいところです。
どうもありがとうございました。
2023/5/6 09:27
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