分蜂誘引剤(待ち箱ルアー)の効果は有るのか？

2015/04/26 茨城県北部です 私は誘引剤を2個設置し，その後キンリョウヘンが開花したことから，切花を2つ，鉢を一つでハチの来訪を観察してきました。統計的な検定をしていない一つの実験結果であり誤差が十分あり得るとお考えください。 誘引剤を設置した２個の養蜂箱（第1Ｂ，第3Ｂと呼ぶことにします）には探索蜂が来訪し，一時その数も20～30ぐらいでありました。その後，キンリョウヘンの切花1本を設置したところ（第5Ｂ），1時間もしないうちに探索蜂の来訪を確認しました。その翌日にもう１本の切花を設置したところ（第4Ｂ），ここにも探索蜂はやってきました。誘引剤を設置した箱にも引き続き探索蜂来訪は確認しています。配置した養蜂箱は半径30メートルの範囲にあります。 翌日花芽が3本つき開花し始めている鉢を設置しました（第2Ｂ）。これにはすぐにハチがやってきて，他の養蜂箱と異なり，ハチの集団が狂喜乱舞するような様子でした。これに合わせて他の箱も来訪するハチの動きは活発でした。このような状況は3日ぐらい続きましたが，次第に第1Ｂ，3Ｂにはハチの来訪が少なくなり，どうも切花の方が誘引力が強い印象でした。 そして本日午後，第2Ｂに入居が確認でき，第5Ｂには着地点を間違ってきたため呆然としているようなハチの一群，第1Ｂには，第2Ｂに来訪するハチと別の群れと思わせるような巣門を活発に出入りするハチの集団がありました。なお，第2Ｂを起点として第5Ｂまでは20メートル，第1Ｂまでは5メートルの距離です。また，第4Ｂと第2Ｂは5メートルぐらいであり，第2Ｂのハチの動きと第4Ｂのそれがほとんど同じ波長なので，第2Ｂ入居の直前に第4Ｂの切花を撤去しています。 　感触としては，第2Ｂが最も誘引力が強いと言えますが，これを置いた箱は１本の高木の根元であり，大部分のハチが箱の位置を記憶するために巣箱と木の幹を旋廻上昇しているらしいことから，ハチが住みやすいと感じる空間の状況も関係しているのではないかと考えられます（他の箱はこのような高木のそばでなく，ポイントのない杉林を背負っていたり，背の低い果樹の根元だったりです）。 　以上の結果からご推察されてはいかがでしょうか。

誘引剤も結果が出ているのだから、期待はできると思います。あとは、日本蜜蜂の都合ですね。これだけは、蜜蜂に聞いて見ないと分かりません。誘引剤と金稜辺の違いは、金稜辺は、うまく育ててさえいれば、何年も使えるということです。誘引剤は、そのとき限りですが、ゲットにつながればそれで皆さん満足な筈ですし、誘引剤でゲットに繋がらなければ、金稜辺の方がよかったとなることでしょう。人間って、勝手な生き物ですよね。どちらでも、ゲット出来れば、その後の分蜂によっていくらでも増やせるのですから、　少々の損得より果敢に挑戦してみて下さい。誘引剤も蜜蜂とのタイミングが合えば、きっとゲットに繋がると思います。金稜辺は、花がさくのを調整すれば、これもきっとゲットに繋がることでしょう。努力と幸運を祈ります。埼玉

東濃の中山間地（５５０ｍ）にて4月8日誘引剤を取り付けて探索蜂の来訪を心待ちしてますが？いまだに私の飼育群からは分峰の気配がありませんし、探索蜂もきてないようです朝夕と昼間の気温寒暖差がかなりありますし気長にまちましょう、キンリョウヘンも咲き始めましたけどね　ちなみに昨年は7月に自然入巣がありましたので期待しましょう

西美濃養蜂家さん、初めましてm(_ _)m長崎西海の村の遊び人です。 誘引剤の効果は確実に有ります。 分蜂のタイミングが合わないとキンリョウヘンや誘引剤を使っても捕獲出来ません。 また、近くに分蜂期を迎えた群が居ることが大事です。 待ち箱の個数を増やすのも必要ですね。 昨年、お使いになったキンリョウヘンは使えないのでしょうか？ キンリョウヘンも開花期を迎えて、過ぎてしまったものも有りますのでお急ぎ下さい。