ハニーエイトマン
埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...
投稿日:7/9 19:35, 閲覧 180
ハッチ@宮崎さんが観察中だったアシナガバチの巣が スズメバチに襲われて壊滅した事例がありました。 うちではまだスズメバチの本格的な襲来・被害はありませんが、不調群の巣の解体時に「モンちゃん」が来て、数日前には「ヒメちゃん女王蜂」が物見遊山飛行しているのを見ましたので、観察中のキアシナガバチの巣をスズメバチ対策で要塞化しました。
元々分蜂集合板で造巣したため、外寸30cmx30cmの木の枠があるので、その下を廃材のメッシュ板で塞ぐことにしました。 最初は 切り出したメッシュ板(孔の内寸は 6.5mmx6.5mmで、1/4程度の孔は Φ8mmのドリルで中ぐり)を取り付けてみましたが、足場がないと帰巣蜂が入れず。 ⇒ そこで巣の下方位置に 9mm高さの突き出し部分を設け、これなら帰巣蜂も戸惑いながらも入っていけてました。
ただ この要塞化によって巣の状態の詳しい観察は出来なくなりますが、写真を撮る時は 防御板を落としてしばらくしてから撮影し、別途元に戻すことにします。
今回の対策は、順調に出来たかと言うと そうではありません。 ビスをねじ込むまでは大丈夫でしたが、初期の平板タイプの防御板を取り付ける際に、手許が狂って、“ガクン”と衝撃を与えてしまい、2匹に 「首」と「腕」を刺されてしまいました。 幸い大過なく済みましたが、刺されることがあることと、刺された時に受けた度合いによって どう対処するかをシミュレートしていました。(毒量が少なければ そのままで、アシナガバチによる毒針セラピーの恩恵に与る … 勿体ないので毒はリムーブしない)
今回はそれぞれ注入された毒量は少なく、セラピー効果が減退しないように 平然を装い、シミュレーション通りそのままにしました。 ➡ 賛同は得られないでしょうが、私は蜂に刺された時に 慌ててパニクるのは アナフィラキシーにつながりやすいと思っています。 道具類を揃えておくことで安心していても、想定通りに使えない事態になると 逆にパニック度が増してしまうケースがあります。
ニホンミツバチとのお付き合いでもそうですが、常に 刺されそうになったら?/刺されたら?/上手く対処できなかったら? と考えておく(最終的に焦らない)ことが、重要だと思っています。
話は変わりますが、今日キアシナガバチの別の巣を発見しました。
まだ一次のワーカーが羽化したところのようで、巣は小さいです。 下の成虫は アオムシ混じりの肉団子をモグモグ噛み砕いています。
この群が営巣したのは、玄関脇のエアコンの室外機カバーの天板下なので 移動はできず、早々に撤去せざるを得ません (>_<)
それともう一つ、フタモンアシナガバチの巣があると思われる場所を見つけました。 2階のエアコン室外機の中です。 ファンの前にはファンの打撃で息絶えたと思われる個体が2体、中に突入できず 手前の柵で待機している個体が3匹居ました(困っているようでした)。 ➡ この群は このままでもこれから暑さが本格化しますから、人間のエゴの犠牲にならざるを得ないと思います。
いずれにしても、ニホンミツバチだけでなく 各種アシナガバチにとっても、営巣場所物件が限られている上、ここまで地球を暖めてしまった人類は、『電力を100%再生エネルギー化してない』のに、『暑い時はためらわずにエアコンを使ってください!』 などと 超無責任・超エゴなことを平気で言っていますので、仲間であるはずの『宇宙船地球号の乗組員』の人間以外の他の生物は、死滅・絶滅させられる運命なのでしょうか? それを見過ごすことは、余りに悲しく 残酷なことです <(_ _)>
ちなみに、サツキの枝下のフタモンアシナガバチの巣でも、猛暑対策・保湿対策のためと思われる『水滴状のモノ』が確認できました。
フタモンアシナガバチの巣では、育房の2段使いはされていないように見えます。
ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...
ハニーエイトマンさん、こんばんは!
なかなかの要塞化、ヒメスズメバチから防御出来そうですね。
新たに発見されたキアシナガバチ巣の幼虫、小さな蛆は頭が赤っほい赤ちゃん幼虫ですね。
大きく育った頭の黒い幼虫が逞しく見えます。
フタモンアシナガバチは長らく観察出来ていないので私には新鮮に見えます。繭蓋の欠損は何の役にたっているのでしょうか。ミツバチのヘギイタダニ対策みたいな役目を果たしているのですかね!?
7/9 20:46
ハニーエイトマン
埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...
caiさん、フタモンは見た目の精悍さ・綺麗さに加えて、驚くような場所に巣を造る能力にも長けていますね。… 個体の小ささゆえにできることでしょうが、スズメバチ対策として人間を頼りにして 人間の近くで営巣しているようにも思えます。
7/10 04:11
ハニーエイトマン
埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...
ハッチ@宮崎さん、コメントありがとうございます。
新たに見つけたキアシナガバチの巣は、場所的に制約があって 斜め下の一方向からしか見ることができません。
フタモンの繭蓋の欠損については、私としては No Idea ですが、羽化が近くなると 出房し易いように 予め穴を開けておくんですかね~?
7/10 04:38
ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...
ハニーエイトマンさん、
確かに、日本みつばち王台も羽化が近づくにつれ王台先端の蝋が剥がされ繭が露出しますし、
自ら出房するのを待つより人為的に蓋を開けると早く処女王が誕生してきます。
7/10 05:05
ハニーエイトマンさん,
はい、電気が最もCO2を排出するのに電気自動車はエコだとか詭弁でしかありません。よし、手始めに明日から火力発電所を全て止めましょう、皆さん節電目標80%です、張り切って地球を救いましょう。なら納得ですがその場合、一般家庭は電気無し生活間違いなしです。工場止めたら文明が止まりますし、家庭はなんとかなるでしょ、優先順位の問題です。
いいんです、ビーバーだってダムを作っちゃいますし、大同小異です(?)。いや、つまり、それこそが弱肉強食の絶体的原理です。環境を変えたとてその変わったことで減る生き物があれば増える生き物があり、プラマイ0です。温暖化? どうせそのうち氷期が来て数万年は続きます。その間、低緯度の地域だけで現在の生き物が細々と生を繋ぎ、今、高山や極地域なんかに追いやられてる生き物が繁栄するだけの話。
それにしてもフタモンのしなやかさと黒と橙は綺麗ですねぇ
7/9 20:34
cai
神奈川県
ニホンミツバチの野生状態観察が主目的の飼育です。分蜂(繁殖)を優先し、採蜜は古巣除去副次に限り、蜂蜜の販売は一切行いません。養蜂としての管理は極力行わず、目的の...