ミツバチ飼育に合板を使用する事は絶対やめた方が良いのでしょうか？

四季ハッチさん

合板についてですが、私も巣箱の天井や底板に使用しています。

私は木工を生業にしておりミツバチ飼育とは別の視点で合板の特徴について申し上げると、合板には「接着剤の耐水性」「接着剤の安全性」「表面の仕上げ」など合板の性質を示すいくつかの指標があり、またそれぞれに等級があります。それらは畳一畳サイズの合板であれば必ずどこかにスタンプされています。

ホームセンターで手に入る合板で言えば、接着剤の耐水性は大体T1とT2の2種類です。耐水性はT1の方があり、巣箱にするならT1が良いです。T2は雨ざらしにすると数ヶ月もたずベロベロに剥がれます。

次に接着剤の安全性ですが、ホルムアルデヒドの放散量の指標で、F☆やF☆☆☆☆で示されています。星の数が少ないとホルムアルデヒドの放散量が多く、星が多いほど放散量は小さいです。ホームセンターの合板の場合はコンパネはF☆、普通合板はF☆☆☆☆が多いですね。人間の家屋の場合、コンパネは内装には使えません。

表面の仕上げはA-BとかC-Dなどアルファベットで示されます。品質はAの方が高く、Dはザラザラしていますが、雨ざらしで使う巣箱にはあまり関係ないかもしれません。

能書きが長くなってしまいました。

ミツバチにとっては合板の耐水性やホルムアルデヒドは多分全く関係ないことで、巣箱には建築基準法は適応されませんので(笑)、合板の仕様は自由です。

ただ、蜂蜜を分けていただくことを考えると、出来ることならホルムアルデヒドが少ない方が良いと思うので、私はF☆☆☆☆を選ぶようにしています。ただし蜂蜜にホルムアルデヒドが溶けるとかそういうことは全く分かりません。あくまで私の気持ちの問題です。

ご参考になれば幸いです。

四季ハッチさん、こんにちは。

巣箱の合板使用についてい悩みのようですが、そんなに気にすることはないと思います。私は天井と底板は合板を使用していますがそれによる異常は今のところ認められません。皆さんもほとんどの方が合板を使用していますので、よほど毒性のある接着剤を使用したものでない限り問題はないと思います。最近は接着剤の毒性も問題になり改善されていますから、接着剤の成分も改善されてきていると思います。 

四季ハッチさん　　こんばんは～

tototoも　底板・スノコ・天板に合板を使っていましたが（スノコの無垢板の挑戦もしましたが）、

底板・スノコは、新しく作ってるものは合板ではなく、コンクリーリートパネル（コンパネ）で作っています。

理由は、合板は湿気に弱く、

底板は春に待ち箱にした新品の合板でも接着面が剥がれて浮き上がり、

３～５か月ではがれてダメになるものが多くあるからです。屋根が悪いと言われればそれだけですが。

また、天板にも11.5㎜合板を使っていましたが、６月ごろから巣箱の上側にたくさんの水滴が付いて底板にも落ちてくるのも気になり、天板は無垢の杉板21mmを使いうまくいっています。

①合板・コンパネの違いはよくわからないですが、コンパネはかなり雨・湿気には強いようですね。

②合板・コンパネは無垢に比べて、湿気を通しにくいように思います。

③コンパネは☆４です

※コンパネですが黄色い色のコンパネではなく、一見は普通のコンパネに見えますが、値段も高く１枚が２０００円位はします。

四季ハッチさん　こんばんは

自然木だけで巣箱を作成するのは非常にハードルが高いです。おっとりさんのように自然の中で天板から底板まで自然木で作られる方は少ないと思います。

私も底板は合板、天板も合板に切れ目を入れたもの。結構、合板を使用していますが、それによる不具合は気が付いたものはありませんでした。(単に気が付かないだけかもしれませんが)

多分、大半の方は合板を使用した経験があると思いますよ。 

合板を使っても病気になるなどという事はなく問題はないのですが異様に重たい巣箱になります。マア値段を考えての事なので仕方ないかもしれません

蜜蜂の体力・抵抗力が落ちて、アカリンダニや蜂児捨て等の病症が見られたら、蜜蜂の家からシックハウス毒源を除去してみると改善されるかもしれませんね。

人の家に使用できない合板を、気密性の高い蜜蜂の家に使用すれば、蜂蜜も汚染され、蜜蜂も人も精神錯乱に陥りそうです。

毒餌漬け、毒家漬けで、毒不感症・毒認知症になりそうです。

毒を毒とも認識できないような毒認知症が増えると、恐怖に駆られて無益な毒液の注射を待ち望み、一家心中、集団自殺に走らされるような、昨今の世相になります。

接着剤の毒性: https://www.monotaro.com/s/pages/productinfo/setchakuzai_toxicity/

巣箱の例：「我が家にミツバチがやって来た」久志富士男著 の巣箱設計図

https://38qa.net/13913

巣箱の底板も天板も単板で簡単にできますね。合板底板と単板底板の価格の差はどのくらい？

写真： http://www.koubunken.com/hachi/

追記： 蜂蜜消費者の立場から：

巣箱に合板・セメント等を使用していると、オーガニック蜂蜜の基本要件を満たさない。

合板を使用している巣箱の蜂蜜は避ける。

購入する前に、巣箱の材質、写真を確認した方が安全。

*** 有機養蜂及び産物加工とは  http://oco45.net/publics/index/78/

②巣箱は、ハチミツを汚染する恐れのない天然素材で作られていること。

③木材防腐剤、禁止物質及び放射線照射を使用した木材は認められない。

④動物用医薬品の予防的使用は認められない。

⑤ミツバチ成虫の主な餌は、有機蜜や花粉とし、有機製品(ハチミツ)の水分率は、国際的に定められた成分規格　(Codex)20%以下とする。***

*** 有機生産・有機製品の管理、認証に関する規則 COMMISSION REGULATION (EC) No 889/2008 of 5 September 2008  https://38qa.net/blog/250885

第13条 養蜂における特定の要件と住居条件

1. 養蜂場の立地は、養蜂場から半径3km以内で、蜜と花粉の供給源が、有機的に生産された作物および/または野生的な植生および/または環境への影響が少ない方法で処理された作物で構成されているものでなければなりません。養蜂生産の有機的資格に影響を与えることができない、理事会規則（EC）No1698/2005（1）の第36条または理事会規則1257/1999（2）の第22条に記載されているもの。上記の要件は、開花が行われていない場合、または蜂群が休眠している場合には適用されません。

3. 巣箱は基本的に、環境や養蜂製品への汚染のリスクがない天然素材で作られているものとします。

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コンパネを天板と底板に使用しています。コンパネは反らないので使い勝手が良いと思います。

気づいた点は

コンパネは虫食いが見られません。

重箱の杉には虫食いの穴だらけになります。

コンパネ製造時に使われている接着剤が虫たちが嫌う物が含まれているのではないでしょうか？

この接着剤が有害かどうかはわたくしは知りません。

なお　重箱などの接着剤　わたくしはＦＤＡ承認のタイトボンド3を使用しています。