投稿日:4/14 21:37, 閲覧 268
昨日発出した分蜂群は、4/07の母親女王群に次ぐ長女女王蜂の群ですが、柿の木の枝下で野営しました。 これまで4群の母親分蜂群は自然回帰しましたが、物件もなくなっている中 この群はどうするのか注目していました。 (自宅に設置した5基の待ち箱は、数日前に巣門を開放しました)
9時以降分蜂蜂球が徐々に細長くなって 尻振りウォークが盛んになり、11:20に見た時には すでに旅立った後〔方角不明・待ち箱への入居無し〕でした。 住宅事情は厳しいでしょうが、安直にうちの待ち箱には入居せず、茨の道を自ら選択したことを褒めてあげました。
下の写真は、最後に見た誇れる娘達の蜂球です。
さてさて、今日の新規分蜂群発出は見なくて済むかな~! と思っていたら、14:15頃 外出先から帰ると、4/07に母親群が分蜂した【自主入居群】から長女分蜂群が発出して蜂雲を作っているところでした。 やがて 前回と同じ 垣根の中に設置した分蜂集合板に集結して蜂球を形成しました。(以下)
この娘達は 早めにギュッと縮んで野営態勢を採っていて、明日旅立ってくれることを願っています。 … 今夜は風がほとんどなく、良かったです。
今後発出する分蜂群は、分蜂蜂球での待機時間が長くなることが予想されますが、長くなれば 勢力が衰えて 遠くまで飛べず、死に至る可能性が高まります。 連泊群は2泊後ないし3泊後には強制収容するようにしています。 … 今回 そうなりませんように!
最後の写真は、カリンの花へのミツバチの訪花シーンではなく、今日蜂雲の嵐に見舞われてしまったカリンです。
ハニーエイトマン
埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...
2022年8月から巣箱に入った東洋ミツバチを観察するようになりました。不思議に思うことが次から次へと生まれ、この1年で38QAや週末養蜂チャンネルを通して東洋ミ...
探索蜂は分蜂してから、新しい巣を探しに行くのですか。強制収用するのが3〜4日目というと、その間に新居を見つけなくてはいけないのですね。
4/15 12:48
ハニーエイトマン
埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...
sawananaさん、返信が遅くなり すみません。
探索蜂は分蜂の数日前から、入居ができそうな営巣候補地の探索活動をします。 物件情報は分蜂前にある程度めぼしいものは集められていて、分蜂時に行う探索は、最新状況の確認だと思います。それらの情報を分蜂蜂球に集めて、比較して一つに絞ります。 また遠隔地の物件を担当する探索蜂は、お泊りをして夜間の環境・安全性を確認して 翌日(午前中)その情報と正確な候補地の位置情報を携えて 蜂球に還ってきて、物件が優良だと 休む間もなくアピールを始めます。
多くの場合、1泊して翌日旅立ちというのが多いですが、発出当日旅立つ場合や連泊する場合もあります。 当日旅立つ場合は、巣箱からの分蜂発出時刻は早めなので、計画性を感じます。 また連泊する場合は、「入居物件の不足」や「女王蜂の不調」、「合体群で意思決定が困難?] などが考えられます。
連泊が長引くと 群全体の危機になりますので、3日目ないし4日目に強制捕獲・待ち箱に収容して、巣蜜給餌をしてあげます。 その後元気になって旅立ってくれると、嬉しいです。
4/16 10:53
2022年8月から巣箱に入った東洋ミツバチを観察するようになりました。不思議に思うことが次から次へと生まれ、この1年で38QAや週末養蜂チャンネルを通して東洋ミ...
おはようございます。詳細な説明、ありがとうございます。ミツバチの情報管理システムはすごいですね。行動範囲は約2kmと聞きましたが、お泊まりをする探索蜂がいるとは驚きです。私も竹の葉に集まり、日に日に塊が小さくなっていた分蜂群を強制捕獲して、砂糖水を与えたことがありました。その子達は巣箱に居着いて去る1月に逃去するまで1年近く庭で暮らしていました。一度弱体化した蜂達は大きくなるまで時間がかかりました。
4/16 11:26
ハニーエイトマン
埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...
sawananaさん、こんにちは!
>行動範囲は約2km というのは、普段の集蜜活動の事です。
分蜂でも2km以内の場所で営巣することは沢山あると思いますが、蜜源が豊富ならいいですが、もしそうでないとできるだけ遠くへ行こうとするはずです。 蜜源が乏しい環境で 近くに営巣したら、特に厳しい状況になると仲間内で蜜源を取り合うことになり、最悪両群ともお互いに危険な状態になりかねません。2km離れても、集蜜行動範囲が重なる部分は 結構広いです。
私の想像では、分蜂の時は 4km、5km 飛んでいくことがあると思っています。
4/16 12:30