投稿日:7/20 17:37, 閲覧 235
【カキ群】は 7/08の日誌で 巣箱内に大きな縦空洞を作って暑さ凌ぎをしていることをお伝えしました。 この時点では継箱を見送りましたが、手前側の巣板も伸びてきたので、今日継箱しました。
3段目以上を持ち上げて仮置きしたところ、目に入って来たのは 台座の底(ブロックの上)にできていた『ドーム状の蜂塊(直径20cmほど)!』 ⇒ これを見た瞬間 「やっちゃった~! 巣落ちじゃ~!」
しばし呆然としていたら 蜂っ娘達は、突然の覗き魔にびっくりして四方八方に散り散りになって、台座の内壁にへばり着きました。 結果は蜂塊があったところには 巣板も何もありませんでした。 この時の写真が以下です。
ピンクのサークルが 蜂塊があった場所です。 ちびっ娘達はここに集まって何をしていたのか? ですが、推察できるのは一つだけ! = “暑さ凌ぎ”です。
一つには 彼女達が巣箱内空間から外れることで、巣箱内に大きな縦空洞をつくれます。
また彼女たち自身も 温度の低い場所に屯すことで暑さを凌げます。 … この群の巣箱環境は特別で、上は 柿の葉がある他、広い範囲をオーニングしている上に、巣箱の前には『雨水受けタンク』があって、降雨時には溢れた水が周辺の土に浸み込むので、地面やその上の空気の温度が低いんです。 … 私も暑い時は ここの巣箱前の椅子で涼んでいます。
つまり ちびっ娘達は、地面からの影響で温度が低いブロック上に集まって、体を冷やしていたんでしょうね!? … 『賢い!』 そう思っています。
彼女達の 環境変化に対する柔軟でバラエティな対応を また一つ教えてもらいました。
ハニーエイトマン
埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...
ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...
ハニーエイトマンさん、こんにちは!
日本みつばちたちも置かれた環境に合わせて色々な暑さ対策を工夫してやっているのですね。
空洞容積が決まっている樹洞巣では外気からの影響はその壁の厚さから受け難いでしょうが
巣面から離れることで結果巣門周りに溢れていたり
7/20 17:54
ハニーエイトマン
埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...
ハッチ@宮崎さん、コメントありがとうございます。
本当にニホンミツバチ達には感心させられますね (*^^)v
巣箱の内壁に張り付く蜂や外壁に張り付く蜂は、自分たちが巣箱内の暑さに堪え切れない訳ではなく、巣箱内に空洞部をつくって仲間のハチミツ製造を応援するためだと思っています。〔何しろニホンミツバチ達は 高温・高湿度(100%)の超過酷な環境で 黙々とハチミツの糖度上げをしますから、ちょっとやそっとの蒸し暑さなど苦にはならないと思います。〕
今回の場合は、外壁に広がるよりも 安全(外敵に襲われない)で快適な場所を見つけて そこに集まったのではないかと思います。
7/21 07:56