ハニーエイトマン
埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...
投稿日:8/4 10:35, 閲覧 243
現在営巣している5群の巣箱内を確認したところ、形の違いはあれ、皆空洞部分を作って暑さ対応(自分たちが涼むためではなく、ハチミツを製造するため)していました。
まず【カキ群】ですが、以前確認したのと同様 手前の内壁に蜂が集まり、奥側ががらんどう状態。 ⇒ 〔奥側空洞〕
次は【モクレン群】
こちらは 手前側と奥側で巣板が伸びておらず、ちびっ娘達は 巣板と内壁にへばり着いていて、手前と奥に空洞部を作っています。
続いて今期の新規群=【ハナニラ群】
この群の場合は、四隅の壁が見えている形での空洞化です。 ⇒ 〔四隅空洞〕
さらに 先日蜂場内転居をして 名前が変わった新【トウロウ群】です。
7/18に自主入居した群ですが、現在急ピッチで造巣中です。 そんな状況の中で、ハチミツ製造を必死にやっていることを示す“巣箱内の空洞化”が確認できました (*^^)v この群の場合は、四隅の壁にはちびっ娘達が張り着いていますが、四隅の内側に上部につながる“穴”が形成されていました。 ⇒ 〔四隅穴空洞〕
最後は 唯一 45°近くの最悪(巣落ちリスクMAX)の巣板を造ってしまった【カリン群】です。
この群は 分類上は 〔四隅空洞〕 でしょうか?
最も気になる「巣落ち」は、期待通りに盛上げ巣を充実化してきて、本巣板の伸びは抑制できているため、問題ないだろうと踏んでいます。
以上、営巣している5群とも この暑さ(高温は追い風、高湿度は向かい風)にも負けず、最も重要なお勤め=「ハチミツの製造」のために工夫しながら頑張っていることがわかりました。
今日は 私から彼女達への労いとして、“井戸水散水”をプレゼントしました。 これまでも暑さが厳しい時は、汲み上げた井戸水をジョーロで巣箱や周辺に散水していましたが、今日は ポンプで汲み上げた井戸水(取水時約20℃…ポンプの位置を下げれば もっと取水温は下がります)をホースで 各群の巣箱、巣門前のちびっ娘、周囲の地面や草木に 各群当たり5分程度散水しました。
彼女たちが喜んでいたかどうか 真相はわかりませんが、水が掛かっても逃げずに ホバリングをして気化熱が奪われるのを実感しているようでした。
また、今日は全群が昼過ぎに時騒ぎ(定位飛行)をしていましたので、喜んでくれたのだと一方的に信じています。
尚、少量の水で巣箱周囲に打ち水する場合、人間の場合(朝か夕か)と同じで、猛暑の日中は厳禁だと思っています。 一気に蒸気が立ち上って ちびっ娘達をより苦しめてしまいます。