5月になりましたが分蜂しそうになかったので内検してみました。

スムシは多かれ少なかれ巣箱内には必ずいるものです。分蜂とは関係ないと思います。分蜂は次世代の女王が生まれるかどうかにかかってます。

私のR1年に入居した群れは５段で年越ししましたが、R2年なかなか分蜂しませんでした。雄蓋の確認は2月20日でした。3月1日ごろよりたくさん外に出ては夕方には戻るを繰り返しやきもきしてましたが、結局5月8日に一度だけ分蜂したのが確認できました。そんな群ですが昨年中に4段採蜜し、5段で冬越し、今年その群から4度分蜂しました。

採蜜すると巣内には少数のスムシはいますね。巣が崩壊するような状況でなく、蜂たちが適宜排除していると思います。排除されたスムシは底板に落とされます。蜂の数が多くてちゃんと巣板を覆っているような状態なら心配はいらないと思います。

こんにちは。幾分標高高いところでしょうか。

また内検は蜂を退かされましたか。正常な王台は蜂に守られてるので見つけ難いです。気が付かない内に分蜂済みの可能性な有りませんか。新女王蜂が産卵始める頃には言われてる茶色い巣板に明るい新巣を作り始めますがその様子無いのでしょうか。

スムシの居ない蜜蜂の巣箱は無いと思います。またスムシの影響で分蜂するしないは無いと思います。

スムシについて。

日本ではウスグロツヅリガ（Achroiainnotata obscurevittella・ニホンミツバチに多い） とハチノスツヅリガ（セイヨウミツバチに多い）の2種類の幼虫がミツバチの巣に寄生しています。

幼虫が巣板に密孔して、ロウを食害して、時には蜂児も食べているようです。強群であれば本種の被害はほとんど見受けられませんが、蜂数が減少した群や、蜂数の少ない交尾箱では食害を受けやすいので注意が必要です。