投稿日:2022/1/21 17:46, 閲覧 1887
シュウ酸をガスバップでニホミツバチのアカリンダニ感染軍で試しに使用していますが、何回しても全く効果無し!密閉と10分閉めきっていますが、毎日死骸がゴロゴロと。。。まぁ何もしないよりは減りがマシなのかな?感染から2ヶ月ですが、かろうじて生き残っています。気になるのは、シュウ酸を買った薬局ですが、あまり売れないものなので、少し古く、結晶が砂糖の様に固まっていました。。古くなると効果が薄れるとかもあるんでしょうか?宜しくお願いします。
シュウ酸は、水分子と結合しやすく、水溶液中で安定する物性を持ちます。なので、湿気にあたるとお塩みたいに潮解します。
水分子が多ければ多いほど、シュウ酸噴霧した時に水が発生してガス化しづらくなる、そういう意味では若干扱いづらくなるとは思います。ただ、それで明らかに効果が落ちる事は今のところ耳にしません。
お店で売られているシュウ酸は「シュウ酸2水和物」といい、最初から水分子が結合した物が販売されている事が多いみたいです。他方、世の中には「無水シュウ酸」という物もあるらしく、こちらの方がガス化させやすいとの事。残念ながら、僕は後者まだ扱った経験無いです。来年こそこっちでやりたいですね。
※ こっから本題?
気管の中にいるアカリンダニに本当に効果あるかどうか、直感的な感想に過ぎませんが、ちょっと怪しい気はします。
シュウ酸は噴霧器の熱でガス化した後、あっという間に再結晶化します。僕らから煙のように見えているのは、超細かいシュウ酸のチリなのだそうです。これがミツバチの体表や巣板に付着。これを踏んずけた時に「ヘギイタダニ」が致命傷を受ける…んじゃないでしょうか的な事は言われています。
気管の中のアカリンダニに都合よく届いているのかは、疑わしいと共に大変興味深いです。上記のダニが死ぬカラクリが本当かどうか、状況証拠になるかもしれません。可能なら、このまま処置を続けて、群が回復したか否か。ぜひ投稿なさって欲しいと思います。
こんばんは
以前には、シュウ酸とそれを揮発させるヴェポライザー(バポライザーという表現もありますが、正しくは前者のようです。)を使用する、ミツバチへのアカリンダニ駆除の話が、かなりされていた事が有りますが、合法性の問題から、管理人さんの注意もあり、一気に話題になる事がなくなりました。
今でも法的な問題は全く解決していませんので、この話題は慎重に扱わなくてはならない事ですが、諸外国において、シュウ酸をヴェポライザーを使ってミツバチに付いたダニ駆除には広く使われているようであり、効果を含めて議論していく事は、悪いことではないと私は思いますが、法的な問題がある事は常に意識して議論していきたいと思います。
華天水明さんも、その事を意識して、「採蜜を行わない群れ」とわざわざことわって記入しておられると拝察しますが、この “シュウ酸をガスバップで” とありますが、ガスパップってどんな方法なのでしょうか?
それと、もう一つ、古ちゃんさんが、シュウ酸の効き方について書かれていますが、シュウ酸は確か熱分解すると、蟻酸と二酸化炭素になるものだと記憶していますが、以前の議論では、ヴェポライザーを使いごく少ない量を高熱で密封した巣箱内で分解させて、蟻酸ガスにより効果を出す、というやり方だったと思います。
繰り返しておきますが、法的な問題から、「そのままでは間もなく消滅してしまう群れを、他に救う手段のない場合に、自己責任で救う事。もちろん採蜜はしない群れが対象」と言う事を充分に踏まえておいて下さい。
こんにちは。処置の目的は何でしょう。ミツバチヘギイタダニ駆除であればダニの死骸見ながらが大切です。アカリンダニであれば生きたダニが居なくなるつまりダニの生き死に状態の確認で効いてる効いてないと判断できます。処置剤何を使われるにしても目的を達成してるかどうかです。手持ちのシュウ酸は上白糖様の顆粒ですが固まっても成分は変わらなく思います。
2022/1/21 17:59
2022/1/21 22:08
2022/1/21 23:28
古ちゃんさん コメントありがとうございます。確かにアカリンダニに感染すると1ヶ月で消滅するのですが、2ヶ月持ちこたえているというのは、やはり多少は効果があるのではないか?と思っています。しかし、蟻酸やサンポール程の効果はありません。。扱いやすいですが、何にしろメリットもあればデメリットもありますね。。。
2022/1/21 18:19
ガスバップですが、熱源がガスバーナーで火炙り(!)というワイルドな物です。バッテリーや100 V電源を用いる物と比較すると、とても簡素な造りでシンプルで価格も安い(安く無いが)ので、割と話題になります。
シュウ酸は熱で確かにギ酸やら何やらに分解するらしいです、Wikipedia先生もそう書いていますが…ただ、実際はガスバップだろうが僕のオキサリカだろうが、シュウ酸が気化する時にかなり熱を奪ってしまう(打ち水のアレ)ので、ギ酸に分解するような温度が保たれるのかは疑問があります。ギ酸など出ない!と断言するつもりはありませんが…。
以上、ガスバップについての補足と、シュウ酸を養蜂現場で運用している人間の感覚でした。
2022/1/21 23:05
古ちゃんさん、ガスパップについては、了解しました。ヴェポライザーは、普通12Vのバッテリーを使うのですが、その代わりにガスで火あぶりにするわけですね。まあ、ヴェポライザーもかなりの高温になる様ですから、おなじような物でしょうね。
シュウ酸が熱分解で蟻酸と二酸化炭素になるのは、私もウィキの情報(189.5度Cで分解し、蟻酸と二酸化炭素になる)とここでの以前の議論から、間違いないと信じています。もしも蟻酸ガスによる効果ならば、気管に棲むダニにも効果は期待出来るかな、とも考えます。
>シュウ酸を養蜂現場で運用している人間の感覚でした。
セイヨウでは国内でも使われているのですね。ヘギイタダニに対する効果はかなり有るのでしょうか?
ついでに、差し支えなければ、国内使用の合法性は問題ありませんか?
2022/1/21 23:37
nakayan@静岡さん
ご質問了解です。
セイヨウミツバチの、ヘギイタダニ対策でのシュウ酸噴霧
それなりに実績のある駆除方法です。ただ、国内では最近脚光を浴び始めた、程度だと思っています。
効果に関しては、ダニの薬剤耐性にも、外気温や湿度にも影響を受けないい点で優れた駆除方法と思われます。駆虫効果も高いとされていますが、巣箱に隙間があったり。巣門を閉塞する時間が短かったら効果が落ちる等、どうも不安定な側面もあるように感じています。…といっても僕も使ったの2期目であり、国内での駆除成績に係る文献も少なく、理解できてない事が多いのも現状です。
法的な事
僕は獣医師(俵養蜂場)の診療指導を受けて行っています。使用している機器も、そこから入手しています。
認可を得た薬品や獣医療機器でなくとも、獣医師が診療指導の為に、輸入して処方する事が可能な制度が存在しています。
ガスバップに関しては、それを販売している人が、きちんと手続きを踏んでいなければ注意を受ける可能性があると思っています。飼育現場の末端の人間が黙って使っている分に関して、具体的な罰則があるかは解らないです(無いと思いますが、調べてもワカンナイのです)。
2022/1/21 23:43
古ちゃんさん、早速の回答ありがとうございました。良く理解出来ました。
俵さんから機器も購入出来るのですね。老眼でバップとパップの違いが解りませんでしたが、バが正解なのですね (^^ゞ
同じく蒸散させるヴェポライザーは、ヤフオクにもア◯ゾンにも以前は沢山出ていたと思います。ガスバップと今後どちらが評価が高くなるか注目してみたいと思います。
2022/1/22 00:05
nakayan@静岡さん ありがとうございます
2022/2/10 16:00
ネコマルさん アカリンダニは死骸を目視出来ないので、蜂の死骸の確認になります。1ヶ月処置しましたが、死骸の数が減らないので、サンポール処置をした所、翌日の蜂の死骸は10分の1、翌々日は0となりました。
2022/1/25 02:14
辻褄合わないですが凄いですね。気管内のダニが溶けて障害無くなり完治するのでしょうか。それとも寄生された蜂体もろとも消えてしまうのでしょうか。
そもそもアカリンダニの存在確認されてない?、居ないダニの駆除の事を言われてるのでしょうか。
2022/1/25 06:32
ネコマルさん アカリンダニの検査を待ってると手遅れになるので。。
Kウィングの確認と巣箱から2メートル付近の死骸。徘徊で確認しています。
原理は分かりませんが、死骸が極端に0に近づいたので、結果的に良かったと思っています。
ただ若干の子捨てと、産卵が2週間程止まりますが。。
サンポールを試された他の方も結果は同じ事を言われてますね。
2022/1/25 12:40
変態蜂丸
香川県
生まれ育ちと香川県の田舎暮らしの37歳です。 幼い頃から自然や動植物が大好きで山や川、神社やお寺で遊んでいました。 仕事柄農家さんと接する事が多く、そんな方から...
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鹿児島県
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nakayan@静岡
静岡県
本格的に始めたのは2015年からですが、13年の9月に柿の木の蜂球を見つけて角洞に飼い始めましたが年を越せずに消滅しました。14年に金稜辺を二鉢購入し翌年から本...
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ネコマル
愛知県
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