有毒植物の蜜を集める事はないのでしょうか？

たこチューン様、こんにちは

まず私自身経験1年の初心者ですが、

養蜂を始めるにあたって同じ疑問を感じて調べたことがあります。

調べた結果としては「有害植物の蜜を集めることはある」とのことでした。

例えばトリカブトなどがその例になります。

養蜂業者の方々は蜂蜜を舐めた時にそのあたりがわかるそうで蜂場を避けるそうです、

有毒蜜で有名なのはomiさんの仰るようにトリカブトです。そのほかホツツジ蜜とか何種類かあるようです。秋に採れる蜜は要注意との事です。

そして生理機能だか代謝機能の違いでハチにとっては毒にはならないけれど人間には有毒というのもあるそうです。

ただシキミやキョウチクトウについては分かりません、植物が有毒でもその蜜や花粉には毒を含まないように進化している（訪花昆虫を殺してしまったのでは元も子もなくなるので)のもあるようなのと春先は他の花も大量に流蜜していれば薄まるので大丈夫と思います。

ただキョウチクトウは公害に強いという事で大量に植えた事もあったり、アセビなども大量に群生している所もあるので、このような場所では要注意かも知れません

ありますよ～クリスマスローズも全草有毒との事ですが、蜜を食べても未だに死にません。(笑)

蜜には毒関係ないのかも知れませんね。

たこチューンさん、おはようございます。

キョウチクトウに訪花するかどうかは以前から観察を続けていますが今のところ見たことはありません。キョウチクトウには葉や茎や根、さらに周囲の土にも毒が回り、燃やした煙も有毒です。ちょっと話が外に突出しますが、私の住む千葉市では４０年ほど前にキョウチクトウが市の花木に制定され、子供が生まれた家庭に記念として苗木がプレゼントされました。もらった市民はそれを庭に植えたりマンションに住む人は知り合いに譲ったりして、今では街のあちこちで見かけることが多いです。毒があるのになんでそんなものを役所が配ったのか気になって調べたところ、主に公園などの生垣として植えているのですが、防虫効果があるのだそうです。公園に来た人が虫に刺されないようにと。その効果がどれだけあるのか疑問ですが、子供が刺されないように農薬を撒くよりかはマシかなと思いました。千葉県佐倉市にある浄水場を取り囲むように大量のキョウチクトウが植えられているのですが、虫が来ないようにそうしているのかもしれないと思いました。

そしてもう一つ、広島に原爆が落とされた翌年、一番最初に開花した植物がキョウチクトウで、復興と希望の象徴として市の花に制定されたそうです。

毒のある花とニホンミツバチの関係についての回答としては不十分ですが、キョウチクトウのエピソードとして書いてみました。

あともう一つ、以前どなたかの日誌（葉隠さんだったかな）ご紹介いただいた動画です。スィートポイズンのお話、面白いです。