日本蜂と西洋蜂の蜜源で異なる花を教えて下さい。
投稿日：2020/4/30 08:27, 閲覧 1243
西洋蜂は訪花するが日本蜂は見向きもしない花は何でしょうか。
逆に日本蜂は好んで訪花するが西洋蜂は訪れない花を教えて下さい。
藤の花はどちらも訪花しますか。ツツジは如何でしょうか。
アプテニア、日本みつばち巣箱真ん前にありますが、西洋ミツバチの訪問だけしか目にしていません。
フジ、ツツジともに両種の訪花を確認しています(^^)
藤の花も、ツツジも、専属ポリネーターに即したデザインなので、行きはするが、ミツバチにはちょっと利用しづらいように思っています。フジはクマバチ、ツツジは蝶々類ですね。
ニホンミツバチは、セイヨウミツバチよりも巣箱からの飛距離が短い代わりに、かなり目ざとく様々な蜜源を利用するらしいです。巣箱と花との往復コストを省エネできる為、理に適った採餌戦術です。一度、四国のお寺かどこかで、ヤッコソウという若干レアな植物にニホンミツバチが訪花している写真を見たことがあります。スダジイ原生林の真っ暗な林床に咲く寄生植物で、まずセイヨウミツバチはこれにアクセスできないと思っています。
どちらもアベリアの花に訪花しますが、セイヨウミツバチは普通に吸蜜するのに、ニホンミツバチは、クマバチが根本を噛み破った破孔から吸蜜していたのを見たことがあります。また、ブルーベリーにはセイヨウミツバチは行く一方、ニホンミツバチはあまり行かないと聞いた事があります。これは、2種の舌の長さの僅かな違いが影響しているのかも知れません。
なお、僕のアイコンは、一生懸命アベリアから吸蜜しようと頑張っているニホンミツバチのお尻です。ものすごい時間をかけて仕事をしていました。まともに蜜を吸おうとすると、なかなか蜜線に舌が届かないのではないかと思います。
今年、二ホンミツバチの巣箱の周りに、ヘアリーベッチ、ボリジ、ストロベリーキャンドル植えてみました。近くにセイヨウミツバチ飼っている人がいる話は聞かないのですが、大挙して訪花してます。二ホンミツバチは、ヘアリーベッチにはほとんど見かけませんね。ストロベリーキャンドル、ボリジには、目を凝らしてみると10匹に1匹ぐらいの比率ですかね。アブラナ科の花には、二ホンミツバチが多いですね
