投稿日:2023/5/11 10:21, 閲覧 388
5/02に1群嫁入りしてもらって、その直後から野生群からと思われる探索蜂の到来が途切れて、ホッとしていました。〔こんなの初めての経験です(~_~;)〕 でも悪い予感が的中し、天気が回復した一昨日の昼過ぎ、… 探索ちゃん達が来てしまいました! ⇒ 「頼むから入居しないで!」と思っていましたが、夕方まで居残って、翌早朝にも姿を見ましたので、お泊りした模様。 昨日はさらに蜂が増え、昼前に観察したところ、探索ちゃんとは違う翔び方のちびっ娘を複数確認し、もしや入居済み? と思いました。
入居を懇願している場合は、不用意に覗いたりすべきではないのですが、今回は全く逆なので、大胆に巣箱内を確認することにしました。
待ち箱は 重箱3段(内寸224mm)、巣落ち防止棒無し という仕様です。 まずは1段目の観察窓から ➡ 扉を外すと、何とフィルムに張り付く感じで蜂の塊が … 『あッ❕ こんにちは❕』。⇒ 見てはいけないものを見てしまった感じで、すぐに扉を閉じました。
通常は奥側に塊をつくることが多いのに、逆か~?と思いながら 次は3段目の巣門扉を開けて内部をパシャリ。 ➡ 『ゲ・ゲ・ゲ!』
蜂塊は手前側のフィルムに寄っていたのではなく、巣箱内全体を埋めていたためでした。 直径=224、中央高さ=120 の巨大な蜂球でした。
今回は逃げられてもOKなので、ついでに天板を開けて簀の子上もチェック! ➡ 中央部分には巣脾ができ始めているのが確認できました。
巣脾の具合から、自主入居したのは 一昨日(5/09)だったと判断しました。 また再発した探索蜂の来訪は 3つの待ち箱で観られましたが、他の2つの待ち箱への来訪は5/09に止まりました。 ⇒ 同じ分蜂群からの探索蜂だったようです。 〔巨大群の入居のシーンは見逃してしまいました (-"-)〕
ところで、でき始めた巣板は簀の子のスリットに対して 45度位になっているようで、今後対応に苦労しそうです。
念のため自宅の既存5群をチェックしましたが、いずれも各々平和な日常生活を送っていましたので、今回入居した群は、自然界棲息群の分蜂群と判断しました。 自然群と言っても、これまでに自家分蜂群の半数を自然回帰させてきましたので、その子孫である可能性大です。 また、これまで探索蜂来訪の波がありましたから、この入居群の女王様は新女王だろうと踏んでいます。 〔分蜂している自然群が1群だけなら という前提です。〕
特に大きな分蜂群は、分蜂群同士(一方に問題あり)が合体したものか、あるいは 妹女王の不調や元巣の環境悪化で存続が危ぶまれるなどの理由で、分蜂群に生き残りを託したことが考えられ、いずれにしても厳しい事情・苦労があったのでしょう。
一応、複雑な歓迎の思いと巣造りの助けになればと、昨夜は 「ウェルカム・ハニー&巣脾」を差し入れしました。 <くれぐれも既存群をいじめないように言い聞かせながら>
★多群飼育は避けたいところでしたが、これで自宅敷地内の営巣群が “6群” となってしまいました。 エサ不足になると 競争・淘汰が起こるでしょうし、1群のみの飼育の試練に続いては、多群での飼育の試練を課せられた感じです。
★それにしても、『和蜂との愛蜂生活』は、予測不能の出来事が次から次へと …。 飽きませんね (*^^)v
巨大群が入居した巣箱が以下です。
ハニーエイトマン
埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...