投稿日:3/27 20:33, 閲覧 186
天気がいいとアカリン症の蜂達を散見する事が多い【嫁入り群】ですが、蜂数が徐々に減っていく中で、スムシ害の深刻化も心配になって、簀の子下の本巣1段目の上部をチェックしました。
巣箱と巣の構成は以下の通りです。
この群は尊敬するベテランの方から譲り受けた群のため、1段目〔板厚:12mm…内寸:276mm〕 と 2段目以降〔板厚:38mm…内寸:224mm〕と大きなギャップがあります。〔内寸差:52mm (“◇”)〕
3段目の枠に入れた番線の巣落ち防止棒が嫌われたことは、過去日誌しましたが 本巣は2.5段(私の巣箱基準では 3段でしょうか)という状況です。
これまで 体長2cmほどのスムシが数回底板に落とされていた上、直近で蜂数が減少してきているため、スムシの蔓延が気掛かりでした。 上の写真の「簀の子①」の下をカットして 本巣の最上部を確認した状態が以下です。
まずは 内寸;276mmX2の空間に造られた巣板が圧巻❣ 心配していたスムシが蔓延している状態は確認できませんでした (*^^)v … 良かったです。
一旦巣箱は元に戻しましたが、元々戦略的に考えていた「盛上げ巣の採蜜」を実行しました。 … お裾分けをいただくのが目的ではありません。
下の写真が 簀の子②を外した状態の盛上げ巣の上部です。
以下が盛上げ巣をカットして裏返した状態の写真です。
外周部分にはわずかしか貯蜜はありませんでしたが、中央部分のブロックはほぼ100% ハチミツが充填されていました。
ところで、採蜜の際によくありますが、ハチミツまみれになって動けなくなってしまうちびっ娘がいます。 通常は慌てずに採蜜作業終了後に(ピンセットではなく)スプーンですくって回収し、30℃前後のぬるま湯浴で蘇生させます。 今回は巣門前に垂れた蜜沼にはまってしまって動けなくなってしまった娘がいたので、巣門前に横たわらせていたところ、期待通り 仲間の救助隊が取り囲んで、まとわりついたハチミツを吸い取り始めました。
動けなくなったちびっ娘は 救助隊の蜂に隠れて見えませんが、じきに蘇生できたと思います (*^^)v
ただ残念ながら、巣箱内外でたくさんの 立翅蜂やK翅蜂を観てしまいました (>_<)
ハニーエイトマン
埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...
スタートは養蜂をしたくて始めた訳ではありません。 どちらかと言うと自宅へ毎年何回も分蜂して来るので仕方が無く養蜂を始めました。 敷地内古墳から自然巣からの分蜂入...
こんばんは(^^)
>巣箱内外でたくさんの 立翅蜂やK翅蜂を観てしまいました
その光景は本当に嫌な光景ですね…分かりますよ
ただ結構花粉の持ち込みの姿が見受けられます
女王蜂が産卵を続けて居るのかも知れませんね
例え分蜂しなくても、暖かくなりワーカーが短命となるので上手くいけばダニの勢力を抑えられるかも…もしかするとこのまま逃げ切れるのでは?
今日はお昼休みに分蜂チェックをし過ぎ…眼球が紫外線でダメージを受けて目が痛いです(ーー;)
王台はカットされ雄蜂はワーカーに抱えられて巣からポイ捨てされていました!(◎_◎;)
今年は昨年よりもかなり分蜂が遅れそうです
3/27 23:53
ハニーエイトマン
埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...
Michael(ミカエル)さん、コメントありがとうございます。
うちでも今期の分蜂スタートは 昨年(3/23)に対して 大幅に遅れる見通しですよ。
この群では アカリンダニに罹患して被害を受けているため、体力が限界を下回らなければ 最低でも1回は分蜂するのでは?と考えています。 避けたいと思っているのは、蜂数が十分に増えない状態で 無理に分蜂すると、分蜂組も居残り組も群を維持できなくなってしまいます。 そのため、今回本巣の上端をチェックする時に、その貯蜜やスムシの状態がどうかにかかわらず、盛上げ巣を撤去しようと考えていました。 … 分蜂を少し遅らせることにつながれば という期待です。
Michaelさん、紫外線で痛めたお目目、どうぞお大事にされてください。
3/28 06:41