投稿日:7/21 17:00, 閲覧 174
今朝5時にうち蜂場の南方60mの地点を出発点として、無人ヘリによる農薬散布がスタートしました。 うちの田んぼに設置した簡易型吹き流しをチェックすると、だらりと垂れ下がって “無風”=最高のコンディションでした。
散布後 2時間おきぐらいで見回りをしましたが、犠牲蜂は確認できませんでした。(現在6.1群) 今回が私が要望を出して、朝一(5時)にうちの前からスタートしてもらっているのは5回目で、これまで全て無風で 顕著な被害も確認できなかったので、今回も何とか大丈夫だと思います。 … やはり5年前に“無風である確率が高い朝一”に散布してもらう要望を出したのは正解でしたし、こちらの要望にを真摯に耳を傾けて柔軟に対応してくださった実行部隊の責任者の方に深く感謝しています。
さらに 昨日5時に1.7km離れたこちらには在住していない知人の蜂場に行って、空中散布のスタートを遠目にチェックしました。 … こちらの地域でも知人の蜂場近くを起点にスタートして欲しいという要望を昨年提出していましたが、今年はうちの近辺もこちらの蜂場近辺についても、あえて念押しはしていませんでした。
⇒ すると 昨年同様 そこの蜂場の50m南と50m北の地点を出発点に、2機の無人ヘリが配置され、散布を開始しました。 … これはとても望ましい対応で、その蜂場近くでの散布作業の時間を大幅に短縮できますし、散布する方も 何らかの制約や注意点は最初にクリアしておけば、後の作業が精神的に楽になります。
ちなみに うちの地域では 5年間 「エクシード・フロアブル」です。 6年前、ニホンミツバチと触れ合う直前での会合で、当局に それまで3年以上使われていた『スタークルメイト』=「ネオニコチノイド系農毒」の危険性〔人間への被害:特に幼児の脳神経発達障害〕がわかっているのに、鈍感な日本で禁止されていないからという理由で使い続けているのはよろしくない! と訴えました。 ⇒ 結果は 事前の私への情報提供は無く、現在使われている薬剤に変りました。
ネオニコ以外の薬剤に変わったのはいいのですが、これはこれで 私にとっては“?”なので、来年は毒針でチクリとしてみたいと思っています。
とりあえず空中散布は終わりましたが、農薬(農毒)被害の多くは実態が確認できない(行った先で被曝して巣に戻れない)ので、楽観視ばかりしていられません。 うちでの現時点での危惧は、ほとんど穂が出揃った散布田に 今後花粉集めに行って「帰らぬハチ」になってしまうことです。
また、近隣に農家さん個人で散布される田んぼもありますので、気が抜けません。 … でも営巣群数が多いと、農毒散布時に風向きがよろしくなくても、各群への防御対応ができません (-_-メ)
ハニーエイトマン
埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...
ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...
ハニーエイトマンさん、おはようございます!
農薬散布まずは影響なく済んだことは少なからず喜びです。残量農薬などの問題は残るにしても直接暴露による悲惨な状況は話になりませんから。
7/22 05:17
ハニーエイトマン
埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...
ハッチ@宮崎さん、コメントありがとうございます。
散布田に花粉採集に行って暴露し、命を落としてしまうちびっ娘達がどれだけいるのか? 知る術がないのは、何とももどかしいです (-_-;)
ニホンミツバチのことを考えると、稲の出穂開始前後に散布してもらった方が被害を少なくできますが、毎年実行されるタイミングは「学校の夏休み入り」に合わせています。 … 私もこのタイミングについては賛成しています。
7/22 06:45